ある日突然、互いの“心”と“体”が入れ替わった内閣総理大臣・武藤泰山(遠藤憲一)とその息子の大学生・翔(菅田将暉)によるファンタジックコメディー「民王」(テレビ朝日系)。7月31日(金)に放送される第2話で、入れ替わり親子を演じる遠藤と菅田が、衝撃の“まわし姿”を披露することが分かった。
入れ替わってしまった泰山と息子の翔。原因も分からぬまま翔は“内閣総理大臣”として、泰山は“大学生”として当面の問題に取り組むことに。そんな中、とある国の大統領が来日。レアメタルの一種である金属の輸入交渉を成功させなくてはならない武藤内閣はその大統領を“おもてなし”するため相撲部屋を訪れる。
そこで大統領から「相撲の稽古を見せてほしい」と請われた泰山の姿をした翔だが、“女子力高め”に生きてきた翔にとって「裸で力士とぶつかり合う」は異世界の出来事。無惨にも逃げだしてしまった翔の代わりに、翔の姿をした泰山が土俵に上がることになる。
遠藤、菅田共に“まわし姿”になるのは今回が初めて。クランクインする前からこのシーンをしきりに不安がっていた二人だが、当日は撮影が進むにつれてその姿にも慣れてきたのか、リラックスした様子を見せる。菅田は撮影の合間に立ち合いを習うなど、積極的に相撲と向き合っていた。
撮影を終えた遠藤と菅田は、初めてまわしを巻いたことについて「最初は恥ずかしかったけど、だんだん慣れちゃったな(笑)」(遠藤)、「まわしは思った以上に苦しかったです」(菅田)とそれぞれ新鮮なコメントを残した。
さらに菅田はこの日初めての“Tバック”にも挑戦したそうで「“初相撲”よりも“初Tバック”のほうが印象的になってしまいました(笑)」と照れ笑いを浮かべて明かした。
しかし、“相撲”という伝統国技に触れられたことにはとても感激した様子で「とても貴重な経験ができました。お相撲さんに体当たりでぶつかっていくのはなかなか勇気がいりましたが、撮影前と後では自分の中の闘志が変わったような気がします」と興奮気味に手応えを語った。
この日は東京・足立区の「玉ノ井部屋」で撮影。ドキュメンタリーなどの密着取材とは違い、相撲部屋を借り切ってドラマの撮影を行うことは極めて珍しく、相撲部屋のしきたりなどにも触れる貴重な体験となった。
人気俳優陣に囲まれてのドラマ出演となった富士東関は「部屋に俳優さんをお迎えすることはめったにないことなので、とても新鮮で良かったです。でも遠藤さんや菅田さんといった、いつもテレビで見ている方々ばかりだったので、緊張してしまいました(笑)。ドラマに出演するというのも、誰もができることではないですし、貴重な経験をさせていただきました」とにこやかに感想を語った。
さらに、菅田の“初相撲”について「菅田さんはとてもセンスが良いです。始める前に、当たるときの型などは教えたのですが、なかなかそんなに簡単にできるものではないので、飲み込みが早くてビックリしました。当たりもすごく強く、型もしっかりしているので、相撲をやったら強くなるのではないでしょうか?」と菅田の隠れた実力に太鼓判を押した。
初回の“支持率(視聴率)”が8.5%(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)と深夜帯としてはまずまず高い数字を残した「民王」。ついに始動したエンケン政権は今後支持率をどこまで上げることができるのか?
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