内村が三村に共演NG!? PUFFYは女優業に意欲

2015/08/03 21:36 配信

映画

映画「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」完成披露舞台あいさつに出席した(左から)久保田悠来、藤原令子、内村光良、三村マサカズ、大竹一樹、吉村由美、大貫亜美

映画「内村さまぁ~ず THE MOVIE エンジェル」(9月11日公開)の完成披露舞台あいさつが8月3日に都内の劇場で行われ、出演する三村マサカズ内村光良大竹一樹藤原令子久保田悠来が登壇した。

同作品は番組開始10年目に突入するバラエティー番組「内村さまぁ~ず」(通称「内さま」)の映画化で、内さまメンバーが架空のキャラクターを演じ、依頼主からの問題を解決していく劇団兼探偵事務所エンジェル社に巻き起こる物語。台本はあるがアドリブ満載で、行き当たりばったり&ゆる~いテイストの脱力系なりゆきバラエティー番組らしい、笑いあり涙ありの作品となっている。

主演の三村が「監督からはせりふのないところはいい演技をしていたと(言われた)。せりふが入っちゃうとクッチャクチャになっちゃう。NGまでオンエア(上映)されていた」と言えば、内村は「見終わった後に何も残らない映画だと思う。私が一番笑ったのはビビる大木のジャンボ鶴田(の物まね)」、大竹は「(自身の役は)あいつ、いらないんじゃないかっていう役。2、3回見ればいろんな場面が見えてくるが、ただ、2、3回見ても『あれ? オレ見てないんじゃないかな?』という気分になる」と、冒頭から3人そろってネガティブ発言を連発。

「11日間で撮った。そりゃ三村さんのNGも使わざるを得ない」という大竹の告白には、内村が「(撮影の中で)大竹のせりふを言い出した時、彼(三村)とは共演NGにした」と続き、NGの多い三村を糾弾。三村は苦笑いするしかなかった。

また、同作品には56人の芸人が出演。この日は渡辺江里子(阿佐ヶ谷姉妹)、イジリー岡田梅小鉢鬼ヶ島かもめんたるレッド吉田(TIM)、東京03鈴木拓(ドランクドラゴン)、ハマカーン、杉山裕之(我が家)、谷田部俊(同)が参加し、「内さまクイズ THE MOVIE~!!」でイベントを盛り上げた。

代表してマイクを持った鈴木は「オレ(出演は)1秒くらいで台本ももらってねえし。そこを歩いてって言われて、三村さんに蹴飛ばされて、お疲れさまでしたって帰ったくらいだから。でも、撮り方とかが今までの映画と違って、バラエティー(番組)の感じで整列して、みんながカメラに正対しているって珍しい。こんな映画は見たことない」と、独自の目線で解説。

さらに、主題歌「これが私の生きる道」を歌うPUFFYもサプライズで登場。映画にも自身の役で出演している2人だが、ワンシーンのみの出演に「女優としていい演技ができたと思うが、出番少なくないですか? 内さまメンバーとも絡みたかった。せりふが欲しかった。主演ぐらいでも」と、未定の次回作出演に意欲を見せていた。

内村は「『ジュラシック・ワールド』とか『ミッション:インポッシブル(/ローグ・ネイション)』とか、大作がひところ終わった辺りのつかの間に上映いたします。80何分でスッと入れますので、気軽に見ていただければ。本当にお笑い愛に詰まった映画だと思っております」と笑いを誘いながらも、最後は作品への思いのこもった一言でPRした。