9月12日(土)に公開される映画「ガールズ・ステップ」の完成披露イベントが8月24日、東京・新宿バルト9で行われ、主演のE-girls・石井杏奈の他、小芝風花、小野花梨、秋月三佳、上原実矩、塚本高史、山本裕典、磯村勇斗、そして川村泰祐監督が登壇した。
キャストたちは「青春×夏」ということで、夏祭りのようなセットに涼しげな浴衣姿で登場。本作は、ダンス部に所属する地味でイケてない5人組女子“ジミーズ”が、ダンスを通じて友情や恋愛、本当の自分らしさを見つけていくさまを描く青春エンターテインメントだ。
本作の見どころとなるダンスシーンについて、石井は「他の4人は全くダンス歴がない中にも、筋トレから練習していったんですけど、夢に向かって頑張っていて、映画とリンクしていていいなと思いました」と仲間たちの努力を称賛した。
ダンス経験のない小芝は「練習は大変でした。1日4時間は毎日練習していて、体力もみんなないので、筋肉痛で痛い痛いと言いながら頑張りました」と、苦労を明かす。
あずさ(石井)の幼なじみ・保を演じる磯村は「幼なじみということだったので、気を使わず何でも言えるように心掛けていました。悩んだところもありましたが、監督にいろいろとご指摘いただいて、一つ一つ全力で取り組みました。撮影の合間に石井さんと話をさせていただいて、若さを吸収させてもらえたなと感謝しています」と、自身の役どころを紹介。
それに対し、秋月は「私、保はどうしても許せないです(笑)。女の子はみんな『くそ~』って思うと思いますけど、そういうことについてはどうですか?」と、まさかの横から取材が入る一幕も。
意外な展開に焦りながらも、磯村は「保は決して悪い男じゃないので、幼なじみとして素直にあずさに思いやりを伝えていると思います。本当にあずさのことを思っているだけなんです…」と、役に代わって弁明した。
また、石井も「いや~保はズルいし、鈍感だし、なんで(恋心を)気付いてくれないんだ!ってあずさに感情移入しちゃいますね」と責め立てる。これには磯村も「まさかこんなに責められるとは…」とたじたじになっていた。
そして、残り少ないこの夏にやりたいことを各キャストが発表。石井は「私は人生に一度入るか入らないかの冬の海にこの映画で入らせてもらったので、夏の海に入りたいです。ジミーズのみんなと一緒に行けたらいいな」と、笑顔全開で明かす。
小芝は「みんなで花火に行きたいです。ことしまだ夏祭りに行けていないんですけど、みんなで公園とかで集まって線香花火とかできたらいいなって思います。花火やりたいなあ…あ、普通ですいません!(笑)」と恐縮しながら願望を語った。
一方、秋月は「E-girlsになりたい。お願い! ひと夏でいいんです。1日でもいいんですと石井に懇願。これには石井も「私に言わないでください!(笑)」と困惑していた。めげずに秋月は「ダンスも練習しましたし、近くに(石井)杏奈先生がいるので、めっちゃ踊れますから。上原さんと秋月はもうE-girlsですから」と、高らかにE-girlsメンバー宣言をした。
最後に、石井はファンへ向けて「『ガールズ・ステップ』というタイトルには殻を破る瞬間というテーマがあって、みんなが行き詰ったときとかにこの映画を思い出して、みんなそれぞれガールズ・ステップして、1歩でも、半歩でも進めるきっかけになったらうれしいなと思います。ここにいる皆さまがずっとずっと幸せになりますように」と、メッセージを送った。
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