クリス・ハートが圧倒的な存在感でドラマデビュー!

2015/09/04 06:00 配信

ドラマ

癒やしの歌声で人々を魅了するクリス・ハートがドラマデビューを果たす(C)テレビ朝日

毎週木曜に放送中の橋爪功名取裕子のW主演ドラマ「最強のふたり~京都府警 特別捜査班~」(テレビ朝日系)で、主題歌「あなたへ」を歌うクリス・ハートが初めてのドラマ出演を果たすことが分かった。

京都に魅了されたミュージシャン役で出演するクリスは「ドラマの撮影は初体験でしたが、すごく楽しかったです! 声が十分に出ているかな、表情から気持ちが伝わっているかな…とずっと緊張していたのですが、自然にやってみたらとても楽しくて、演技にももっとチャレンジしたいなと思うようになりました!」と笑顔で感想を語った。

クリスが出演するのは、9月10日(木)放送の最終話。橋爪扮(ふん)する東雲刑事が見合いした相手は夫を次々と殺めた“殺人鬼”かもしれない、というミステリアスなストーリーで、クリスは東雲が暮らす“シェアハウス”のルームメートの“クリス”を演じる。

演じるクリスは京都好きが高じてシェアハウスに暮らしているアメリカ人ミュージシャンという設定だが、本人も日本とJ-POPをこよなく愛し、日本国籍取得を申請する準備を進めている最中。彼にとってピッタリの役柄といえそうだ。

クリスはシェアハウス内の食堂で、柳ゆり菜が演じるシェアハウスの隣人・徳間葵に手作りのパンケーキを振る舞ったり、東雲の見合い相手をめぐる会話で盛り上がったり、というほのぼのとしたシーンで登場する。

今回は本人とリンクする役柄ということもあり、撮影には私服で登場したクリス。共演者の柳と自然なやり取りを交わすという難しい演技に少々緊張しながらも、さすがは「NHK紅白歌合戦」などの大舞台も多数経験してきたアーティストだけに、演技もお手の物だった。

“パンケーキを焼きながら鼻歌を口ずさむ”という演技をミュージシャンらしくさらりとこなせば、柳との会話ではとっさのアドリブも披露。いったいどんなアドリブ&鼻歌が飛び出したのか? 短いシーンながらも存在感たっぷりに演じ切ったクリスに、撮影スタッフからは彼を称賛する声が上がっていた。

クリスは'06年から'08年までアメリカ・サンフランシスコの警察官だったという異色の経歴を持つ。刑事を主人公にしたこのドラマの主題歌に「あなたへ」が決定したときには、その奇跡のめぐり合わせに「警察官を題材にしたドラマ主題歌に僕の楽曲を起用していただいたのは本当に光栄」と話しており、今回のコラボには喜びもひとしおのよう。

「主題歌もドラマ出演も両方、初体験!! 成長できるチャンスを頂き感謝しています!」と、クリスは感激しきり。

また、共演者の柳については「最高の共演相手でした! 元気いっぱいでエネルギーがあふれていて、ボクも頑張らなくてはと思いながら楽しく共演させていただきました。アドリブも、このシチュエーションならば二人はこういう会話をするんじゃないかなと感じたままを口にしたのですが、ゆり菜さんに自然な形でフォローしていただいて、本当に良い勉強になりました!」と、感謝の言葉を送った。

橋爪と名取の“最強のふたり”にも負けず劣らずの存在感で、クリスがミステリアスな最終話に安らぎのハーモニーを奏でる。