9月6日(日)夜8時から、大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)の第36回「高杉晋作の遺言」が放送される。
四境戦争(第二次長州征討)が描かれた前回放送では、海軍提督・高杉晋作(高良健吾)の指揮の下、長州藩が幕府軍を撃退。今回の放送では、早くも再戦を見据える美和(井上真央)の義兄・小田村伊之助(大沢たかお)らが、その準備を進める。しかし、そこに高杉が病に伏したとの一報が入る。
伊之助からそれを聞いた美和は、高杉の妻・雅(黒島結菜)を連れて下関にいる晋作を見舞う。だが、病床の高杉は、そこで思わぬ事実を告げる。美和の亡き夫・久坂玄瑞の隠し子が京にいるというのだ。高杉は、子を引き取ることを勧めるが、美和は事実を受け止めきれずにいた。
そんな置き土産を現世に残し、高杉は29歳の若さでこの世を去ってしまう。藩内に衝撃と悲しみが広がる中、城に戻った美和は、京で戦が始まるという報せを聞く。久坂の遺児のいる京が、戦火に包まれる。高杉の言葉が脳裏に浮かんだ美和は、ある決断をする。
長州の英雄・高杉が歴史の表舞台から姿を消す。そして死の直前、高杉はこれからの日本の、その一端を美和に託す。吉田松陰から久坂、そして高杉と受け継がれてきた志が、ついに美和へと渡るシーンは感動必至だ。
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