「THE博学」でも羽田圭介はキレッキレ!

2015/09/17 14:16 配信

バラエティー

「THE博学」のMC・林修と八木亜希子(写真右から)(C)テレビ朝日

さまざまなジャンルで活躍するプロフェッショナル10人が集結し、“博学No.1”を決めるクイズバラエティー特番「THE博学」(テレビ朝日系)の第5弾が、9月17日(木)に放送される。

過去4回ともハイレベルの“知のバトル”が繰り広げられ、昨年9月に放送された第1弾では、芸能界一の知識人と呼び声高い俳優の石坂浩二が、ことし1月に放送した第2弾ではドラマ「相棒」シリーズで活躍する京都大学卒のインテリ俳優・山西惇が優勝。

さらに3月に放送された第3弾では堀江貴文と金田一秀穂の両名が番組史上初のダブル優勝を果たし、6月オンエアの第4弾では金田一が“THE博学”連覇を達成して大きな反響を呼んだ。

その第5弾の見どころを一足先に試写を見て紹介する。

番組最大の特色は、出題される問題が全て有名かつ人気の高い書物から抜粋されているという点。博学とは一般的にあらゆる学問の知識を持つ人のことを指すが、「THE博学」の出演者たちは、多岐に渡るジャンルの本からの出題に対し、答えそのものを知らずとも自らの持つ知識と想像力を駆使して、解答を導き出す。

今回は、第1弾、第2弾の優勝者でありドラマ「相棒」シリーズでも共演中の石坂と山西が揃って参戦。また、7月にピース・又吉直樹の「火花」と共に第153回芥川賞を受賞した「スクラップ・アンド・ビルド」の作者・羽田圭介が、人生初のクイズ番組に挑戦する。

さらに、東京大学卒業の美人フリーアナ・天明麻衣子や、博識女優・紺野美沙子、そして第1弾から毎回出場している舛添要一らそうそうたる顔ぶれが勢ぞろい。

MCは林修八木亜希子の“同い年コンビ”。ちなみにこの2人のコンビネーションは回を増すごとに進化しており、今回も序盤に林先生期待の後輩・天明に対する林の微妙な笑みに八木が突っ込みを入れるなど、MC2人の空気感も面白い。

天明も「Qさま!!」で学力女王に輝くなど、このメンバーに入っても全く見劣りしなかったが、それ以上にインパクトがあったのは初出演の羽田だ。

さすがは芥川賞を受賞しただけはあるキレ者っぷり。初代チャンピオンの石坂ですらも苦悩する展開で、相当レベルが高い問題が多かったが、ほとんど表情を変えずに解答していた。それが正解だったのかどうかはオンエアで確認してもらいたいが、クイズ番組初出演とは思えない堂々たる態度。そして、知識の豊富さに裏打ちされた発想力の豊かさが大きな売り。これには林も驚きを隠せず、手放しで賞賛していた。

10人は第1ステージの「プロフェッショナル試験」、第2ステージの「上級博識バトル」、そして決勝ラウンド「No.1博学への道」の3ステージで知の勝負を展開し、“第5代THE博学”が決まる。

問題は「燕尾服のすそが割れている理由は?」や「犬と竹の組み合わせはなぜおめでたいとされていたか?」「中世のヨーロッパで画家が腕をアピールするためにこぞって描いた『ある生き物』とは?」など、今回もバラエティーに富んだアカデミックな難問が次々と出題される。

ファンが多く、「この番組のメーンイベント」と林が語る、“江戸の判じ絵”問題ももちろん登場する。多才な芸人・劇団ひとりをも発狂させる、分かりそうで分からないなぞなぞに、ぜひチャレンジしてみよう。

日本の未来について討論してもおかしくないんじゃないかという博識なメンバーによるクイズバトル。歴代チャンピオンの牙城を脅かすべく林が送り込んだ刺客・羽田と天明は、一気に頂点に立つことができるのか…。

難しい問題だからと言っても堅苦しく考えずに、気楽に博識芸能人と一緒にクイズに挑戦してみては?