「監獄学園」謎めいた男・ジョー役は宮城大樹だった!

2015/09/18 10:00 配信

芸能一般

ドラマ「監獄学園―プリズンスクール―」の脱獄を目指す男子生徒5人の内の1人・ジョー役が宮城大樹だったことが判明!(C)2015平本アキラ・講談社/「監獄学園」製作委員会・MBS

原作漫画の再現度の高さで注目を集める新ドラマ「監獄学園―プリズンスクール―」(TBSほか)で、常にフードをかぶっている謎めいた男・ジョー役の正体が宮城大樹だったことが明らかになった。

同作は、第37回講談社漫画賞を受賞し、累計700万部を売り上げた平本アキラの大人気漫画が原作。全寮制の元女子高・私立八光(はちみつ)学園へ入学してきたキヨシら男子生徒5人が、女風呂をのぞき見ようとした罰で“裏生徒会”によって懲罰棟(通称:プリズン)に投獄。そこから脱獄を試みる姿を描く。

これまで、主人公・キヨシを中川大志が演じるなど、その配役に注目されていた同作。今回、未発表となっていた、脱獄を試みる男子生徒5人の内の1人・ジョー役を、元キックボクシング日本チャンプであり、「テラスハウス」(フジテレビ系)に出演後、俳優に転身した宮城が演じていることが発表された。

個性的な役柄なだけに、制作陣もキャスティングに難航。しかし、1回目のオーディションからわずか数日後に行われた2次オーディションで役柄に合わせ頬がこけるほど減量に臨んだ宮城の、フードの奥から放たれる眼光と格闘家人生で養った“殺気”を見て制作陣は宮城の起用を決めたという。

ジョーを演じる宮城は、「ジョー役が決まった時は大変うれしく思いました。減量したことが評価されて、今までやってきたことを生かすことができたと思います」と喜びをあらわに。

そして、「1カ月間で10kg減量し、撮影中の1カ月間もその体重をキープしました。“ジョー”になりたいという思いから、苦痛と感じることはありませんでした」と、ジョー役を演じきったことを明かした。

役作りについては、「ジョーという役はいつもせき込んでいるキャラですが、井口(昇)監督からは咳(せき)のバリエーションを増やすように言われ、咳で喜怒哀楽を表現できるように努めました。結局、ひとつのパターンで演じることに決まったんですが…(笑)」と裏話を明かした。

さらに「キックボクシングではチャンピオンが称号だと思いますが、今回、“ジョー”という役の称号が欲しかったので、頑張れたと思います。僕のことを知ってる人も知らない人にも、連続ドラマでの初演技を見ていただいて、『僕のやりたいことはこれです!』というのを伝えられたらいいなと思います」と語った。

原作では、アリ好きで鋭く、キレたら止められないジョーというキャラを宮城がどう演じるのか注目だ。