“大奥”の終焉、美和は実家へ!「花燃ゆ」第39回

2015/09/25 05:00 配信

ドラマ

奥御殿が閉じられることになり女中たちも新たな道を歩む(C)NHK

9月27日(日)夜8時から大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)の第39回が放送される。

前回の放送では、軍備再編を機に、長州藩に切り捨てられた元兵士たちが反乱を起こした奇兵隊脱隊騒動が描かれた。美和(井上真央)の義兄・楫取素彦(大沢たかお)は、これまで藩のために戦ってきた兵たちの声を聞くよう、知藩事となった毛利元徳(三浦貴大)に進言するが、反乱軍は武力によって鎮圧されてしまった。

こうして、反発を生みながら時代が明治へと移り変わっていくが、今回はより決定的な出来事が起こる。病に伏していた前藩主・毛利敬親(北大路欣也)が亡くなり、その後まもなく中央政府は「廃藩置県」を発令。これによって長州藩の奥御殿も閉じられ、美和は、元徳と共に東京に行くことになった都美姫(松坂慶子)や銀姫(田中麗奈)、そして興丸(名倉央)との別れを惜しみつつ、実家の杉家へ帰る。

一方、前回、己の無力を嘆いた楫取は、政治の世界から距離を置くことを宣言して農業を始めていた。美和が訪ねると、家族と共に開墾にいそしみながらも、いまだに自分を責めている様子を見せる。

そんな折、大雨が楫取の畑を襲う。その危機に現れたのは元・奇兵隊隊士の中原復亮(堀井新太)だった。仲間の死について、楫取に恨みを抱いていた中原はある行動に出る。

かつての仲間たちを救えず、痛恨の思いを抱える楫取は立ち直ることができるのか。そして彼を見守る美和は何を思うのか。

関連番組