「まれ」放送を終え、ヒロイン・土屋太鳳がコメント

2015/09/28 11:32 配信

ドラマ

土屋太鳳は「まんでいとおしい日々でした」と振り返った(C)NHK

連続テレビ小説「まれ」(NHK総合ほか)が9月26日(土)で最終回を迎え、全156話の平均視聴率が19.4%になることが明らかになった。新人女優のヒロイン・土屋太鳳の知名度などが不安視された中、最終的には19%超えの高い数字を残し、朝ドラの好調さを示すことができた(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ・関東地区。以下同)。

本作は、土屋演じる夢嫌いのヒロイン・希(土屋)が、世界一のパティシエを目指して能登と横浜を舞台に奮闘。2度自己破産を繰り返し、自ら家族の前から姿を消した父・徹(大泉洋)との再会が最終週で描かれ、ラストは圭太(山崎賢人)との結婚式が行われ、希がウエディングドレス姿を披露した。

週間平均視聴率は、第1週から第2週までは20%超えを記録していたが、第3週以降から19%に落ち込みを見せた。しかし数字はそのまま19%台で安定。そして8月後半、徹が失踪し、希が能登で再びパティシエを始めるあたりから再び20%台へと盛り返しを見せ、最終回の視聴率は21.8%と高視聴率となった。

放送を終え、土屋は「『まれ』を育んでくださった皆さま。本当にありがとうございます! 私自身『まれ』を通して夢の厳しさを知り、人の優しさに涙した、“まんでいとおしい”日々でした。『まれ』の故郷は能登であり横浜であり、皆さまの心です。これからも末永く、里帰りできますように」とコメントした。

まれ」が終わり、土屋には10月10日(土)公開の映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」や、ドラマ「下町ロケット」(TBS系)などの出演が舞い込んでいる。さらに、圭太役の山崎や、友人・一子役の清水富美加、みのり役の門脇麦らの各局での活躍も目覚ましい。

9月28日(月)に始まった新朝ドラ「あさが来た」は、ヒロインのあさを波瑠が務める。土屋からバトンを受け取った波瑠が、今後朝ドラでどのようなパフォーマンスを見せてくれるか期待だ。

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