現在放送中の連続テレビ小説「あさが来た」(NHK総合ほか)で山本耕史が土方歳三役で出演することが発表された。
山本の初登場シーンは10月14日(水)の第15回放送。幕末の京都の町で、土方は浪士の潜む家に、ほかの新選組対隊士と共に突入し戦闘する。
10月16日(金)放送の第17回では、ヒロイン・あさ(波瑠)の嫁いだ両替商・加野屋であさと緊迫感あふれる対面を果たす。
山本は'04年の大河ドラマ「新選組!」(NHK総合ほか)で土方歳三を好演して話題となり、今回は11年ぶりに大河に続き朝ドラでも土方を演じる。
山本は「大河ドラマ『新選組!』で土方歳三を演じた時と同じ衣装、同じ鬘(かつら)を身に着けて、今回『あさが来た』に出演できたことは懐かしくもあり、楽しい体験でした。ヒロインあさが家族に認められていくきっかけとなる人物、土方の存在感を感じていただければ光栄です」とコメント。
また、第6週以降で登場する九州の「蔵野炭坑」の経営者の妻・櫛田(くしだ)そえ役に木村佳乃が決定。
木村は「ヒロインあさが炭坑経営に乗り出すきっかけを作る炭坑主を演じたわけですが、その後のあさの生き方の見本ともなる人物だったので、“器の大きさ”を出すため役作りに工夫しました。九州の言葉で歯切れよく話す女性のすてきさが出ていればと思っています」と述べた。
制作統括の佐野元彦氏は「山本耕史さんの土方歳三はいつ見ても素晴らしいの一言です。新選組がドラマのモデルとなったあさの嫁ぎ先の両替屋にお金を借りに来た証文があると聞いた時、ぜひ山本耕史さんに土方としてご登場いただきたいと思いました。時間をかけ、お願いをし、実現することができました。
また木村佳乃さん演じる炭坑主・櫛田そえは、あさが炭坑に乗り出していくきっかけを作ってくれた人生の恩人です。ヒロイン・あさのターニングポイントとなる人物を、ほかには考えられない俳優の方々に演じていただくことができ、本当に感謝しています。視聴者の皆さまにも楽しんでいただけると思いますので、よろしくお願いいたします」とアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)