今夜10月15日(木)夜10時からスタートする篠原涼子主演ドラマ「オトナ女子」。
篠原演じる中原亜紀の年下彼氏・山岡伸治役として斎藤工がゲスト出演することが明らかになった。篠原と斎藤は、今回が初共演となる。
斎藤が演じる伸治は、亜紀より6歳年下の34歳で、デビューを目指す売れないミュージシャン。亜紀の家に転がり込み、生活の面倒をみてもらったり、ギターを買ってもらったりしている、いわゆる“ヒモ彼氏”。でも、亜紀にはいつも優しく甘えて、憎めない役どころ。
1話では、朝、会社に行こうとする亜紀を、伸治が少し強引にベッドに誘おうとしたり、料理を作ろうとする亜紀のエプロンを後ろから結んであげたりとラブラブな同棲生活のシーンや、落ち込む伸治に亜紀が優しく慰めるシーンなど、思わずドキドキするシーンが満載となっている。
■斎藤工 コメント「(演じる伸治は)ヒモ体質の男です」
――篠原涼子さんと初共演した感想はいかがですか?
初日から、撮影の合間に食事や健康の話など、僕だけでなく、周りの人みんなに自然に気を遣って、身内のように接してくださいました。主演だからとかではなく、自然にその雰囲気にいざなう事ができる方なんだなと思い、背筋が伸びる気持ちでした。
ゲストという意識ではなく、最初から同じ作品を作り上げていく、チームの一員という気持ちで参加させていただきました。
――現場の雰囲気はいかがでしたか?
僕が見ていた、TVの向こう側にいた方々と同じ空間で演じているのが、信じられないです。この世界で、ずっと一線で走り続けているその人たちとご一緒できて、本当に光栄でした。
――今回の役どころについていかがですか?
夢を諦めるタイミングを失っていて、現実と向き合っていない。目標に向かっている姿が、なぜか周りからは応援したいと思わせる特殊能力をもっている“ヒモ体質”の男です。結構こういう男性は僕の周りにも何人かいて、リアルなキャラクターな気がします。
あと、けっこう辛辣(しんらつ)で、女性への発言もオブラートに包まない憎まれ役ではあるんですが、世論を踏襲したような役の気がしています。
――演じる上で、心掛けたことはありますか?
今回の役は、徹底して落ちていく人間になったほうがいいのかな?と思い、より“どうしようもない男”のエッセンスを現場で足していけたらな…と。篠原さんとの朝のベッドシーンなどを始め、いくつか提案をさせていただきました。人には誰しも“自分はなるべく傷つきたくない”“自分の身の振り方を一番に考える”という部分がある気がするので、人間の本質的なところを多少表現できたのではないかと思います。
――見どころとメッセージをお願いします。
猫の“ちくわ”に注目してください(笑)。実は、ちくわの目線が見ている方の目線に近いのではないでしょうか? ちくわが、物語に現実のフィルターをかけてくれて、客観的にツッコんでいくことで、より見やすくなっていると思います。現場でもアイドル的存在ですし、芝居も素晴らしい。僕も、ちくわに、はまってしまいました。
あと僕は、篠原さん持ち前の明るさに、伸治という役としても、僕自身も甘えて、ゆだねている感じなので、そこにも注目してください。
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