「サイレーン」松坂桃李が警視庁を訪問!

2015/10/20 19:00 配信

ドラマ

10月20日(火)スタートのドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(フジテレビ系)で主演を務める松坂桃李が警視庁を訪れ、警視庁第一機動捜査隊長・原きよ子さんと対談を行った(C)関西テレビ

10月20日(火)スタートのドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」(フジテレビ系)で主演を務める松坂桃李が警視庁を訪れ、警視庁第一機動捜査隊長・原きよ子さんらと対談を行った。

同作は、山崎紗也夏の人気漫画を原作にしたクライム・ラブサスペンス。恋人同士の機動捜査隊員・里見偲(松坂)と猪熊夕貴(木村文乃)は、ある日変死体発見現場で謎の美女・カラ(菜々緒)と出会う。これを境に2人の運命は大きく変わっていき、警察をあざ笑うカラの狂気に翻弄(ほんろう)されていく。

松坂は今回、ことし春に刑事部門の花形ポストである機動捜査隊長に、女性として初めて着任した原さんと、2人の隊員と対談を行った。

最初に隊員2人の襟バッジが気になった松坂は、「何のバッジですか?」と質問。男性隊員は「警視庁機動捜査隊を示すバッジです。Mobile Investigative Unit=機動捜査隊で、頭文字を取り“MIU(ミュウ)”と読みます」と答えた。

また、松坂は「そもそもなぜ警察官になろうと?」と質問し、「体を動かすのが好きなことと、刑事ドラマを見て、漠然と憧れていて」(原さん)、「刑事ドラマの刑事に憧れて」(男性隊員)と理由を明かした。

一方、女性隊員は「父親が刑事だった」そうで、3人のそれぞれの理由を知った松坂は、意外にもテレビドラマの影響が強いことに、驚きを隠せない様子だった。

さらに、「身の危険を感じた瞬間」についての質問で男性隊員は、「夜中の呼び出しで行くと、一番乗りで現地に到着。通常、周囲を固めて応援を待ちますが、明らかに裏手から逃げる音がしたので急いで回りました。懐中電灯で照らすと犯人は2人。数で負けていたので、まずいな!と思いながら格闘しましたが、結局、一人逃しました」と語った。ドラマと重なるエピソードに思わず松坂は「サイレーンですね!」と興奮を隠せない。

そんな中、松坂が初の刑事役を演じるに当たり、刑事の心得のアドバイスを仰ぐ一幕も。

原さんは「被害者の方は自分で捜査できない。捜査できるのは警察官であり、刑事です。それを思えば、自分がやるべきことが分かる。ぜひ、この心を忘れずいろんな挑戦をしていただければ、良い刑事になれると思います。被害者の無念を、犯人検挙の形で晴らせるのは警察だけですから」と語った。

最後に原さんは松坂へ、「私たちからすれば、松坂さんが機捜刑事を演じてくださることで、より多くの方に機捜刑事の存在や仕事を知っていただけるので、すごくありがたいことだと思っています。ぜひ頑張ってください!」とエールを。

松坂は「頑張ります! きょうもこれから撮影なので、今聞いたアドバイスをしっかり体に入れてやります!」と意気込んだ。