松坂桃李「サイレーン」初回視聴率12.9％で好発進

松坂桃李がゴールデンプライム帯で初主演を果たした連続ドラマ「サイレーン　刑事×彼女×完全悪女」(フジテレビ系)の初回視聴率が、関東地区12.9％、関西地区14.4％と好スタートを切った。(ビデオリサーチ調べ)

同作は、週刊モーニングで連載されていた人気コミックス「サイレーン」をドラマ化したもの。

初動捜査に携わる機動捜査隊に所属する、相棒でありながら実は恋人同士の里見(松坂)と猪熊(木村文乃)演じる猪熊夕貴が、殺人現場に突如現れた菜々緒演じる“美しき殺人鬼”橘カラと出会ったことで、運命を狂わされていくラブサスペンスだ。

10月20日に放送された第1話では、カラがターゲットに決めた猪熊に近づくため、主人公たちの知らないところで殺人を犯すシーンが描かれた。

勘の良い里見は、連続して起こる殺人事件の裏でカラが関係しているのはないかと疑問を抱いたところで物語は終わった。

10月27日(火)放送の第2話では、管内で起きた2つの事件をきっかけとして、里見がカラに疑いの目を向ける。だが、依然として自殺した被疑者とカラの接点は見つからない。

そんなある日、自殺した被疑者が通っていた美容整形外科にカルテを借りに行った里見は、院長の月本(要潤)と対面。

その晩、里見は酔った勢いで同僚たちとカラが働くキャバクラに向かう。

泥酔した里見がトイレで寝ていると目の前にカラが現れ、いとも簡単に里見の体を抱き起こす。その腕力に思わず正気に返る里見。一方のカラは、突然店に来た里見の真意が分からずいら立ちを覚える。

翌日、以前に猪熊たちと訪れたカラオケ店で月本に会ったことを思い出す里見。自殺した被疑者同様、カラも月本の患者なのではと考え、猪熊にも内緒でクリニックを見張り始める。

数日後、繁華街で男が無差別に刃物を振り回していると通報が入る。騒ぎを聞きつけたカラは、里見と猪熊が現場に向かっていることを確認して店を飛び出し、犯人の前に立ちはだかる。すると、興奮した男はカラにナイフを向けて襲い掛かる…。

第2話も、猟奇殺人の裏で暗躍するカラの謎や、スリリングな展開に目が離せなくなりそうだ。