映画「はなちゃんのみそ汁」('16年1月9日・土公開)のキックオフイベントが、11月4日に都内で行われ、主演の広末涼子と子役の赤松えみなが登場。
同作品は、がんで他界した母親が、5歳の娘と夫、家族との日々をつづったブログを基にした同名エッセイを映画化したもの。広末は、結婚・妊娠・出産と人生の転機をがんと闘い、食を大切にしてきた母親・千恵を演じる。
イベントでは、2人がトークをしながら、タイトルにちなんでみそ汁作りに挑戦。広末は、「熱いから気を付けて」「危ないからこっちに来て」などと、終始えみなちゃんを気遣いながら手際よく調理をリード。
そんな中、「朝食でごはんの時はみそ汁が付いていて、いつも母親から『みそ汁をちゃんと飲みなさいよ』と言われていました。その時は意味が分かっていなかったのですが、基礎体温を上げることだったり、朝温かいおみそ汁を飲むことで脳も活性化するということを、この映画を通して知ることができて、やっぱりママの言うことは間違ってないんだな」と明かした。
さらに、好きなみそ汁の具を聞かれると、「私は、オーソドックスなお豆腐とわかめ」とにっこり。一方、えみなちゃんは「ウチもわかめ!」と元気よく発表。
そんなえみなちゃんに「玉ねぎもおいしいよね?」と尋ねた広末は、「うん。切ると涙出るけどね。(切る時に)冷やしたら涙出ない。その豆知識を覚えたらいいからね」と答えたえみなちゃんに仰天。「こんな話し方だったっけ? 成長の早さにびっくりです…(笑)」と苦笑しながら、撮影時と比べてえみなちゃんの成長の早さに目を白黒させていた。
無事にみそ汁を作り終えた2人は、「見てください!」(えみなちゃん)、「原作を含め、(ドラマ化もされたので)お話をご存じの方が多いと思うのですが、特にお子さんがいらっしゃる方は『ちょっと悲しいかな』『ちょっと重いかな、つらいかな』と気が重くなるかもしれないんですけど、全くそんなことはなくて、映画でしかできない『はなちゃんのみそ汁』が出来上がっています。毎日演じていて、『この子の存在が何よりの原動力』という千恵さんの思いを感じて幸せでした。ぜひ劇場に足をお運びください」(広末)とそれぞれアピールした。
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