バスケットボールの最高峰、NBAの新シーズンが開幕！チャンピオンの座を目指して、世界トップレベルのプレーヤーたちが日々熱戦を繰り広げている。
今回、WOWOW“NBAファミリー”の一員であり、バスケ普及に熱い思いを抱く俳優・中村昌也を直撃。今シーズンの見どころや注目チームについて語ってもらった。
――中村さんはWOWOWのNBA中継に出演されるほか、草の根活動でバスケ人気を広げているそうですね。
「『NBA2K』シリーズ(NBAオフィシャルのテレビゲーム)にハマっていて、うちのスタイリストとか、身内を巻き込んでやってます(笑)。サッカーゲーム派だったスタイリストが、すっかりバスケゲーム派に変わりました。
NBAの選手たちも遊んでるし、コートを俯瞰で見られるから、作戦会議でも使うらしいです。マイアミ・ヒートのハッサン・ホワイトサイドも凄い好きみたいで、活躍した後のインタビューで『これでゲーム内の僕の能力も上がったんじゃないかな』って(笑)」
――ゲームから入るとルールなども覚えやすそうですね。ゲームは試合観戦と同時にハマっていったんですか？
「“NBAファミリー”に参加させていただくことになった時、がっつり試合を見るようになったんですけど、ゲームだと選手の名前覚えるのも早いんですよね。それで一通り試合を見て、レブロン・ジェームズ、コービー・ブライアントは知っていましたけど、ケビン・デュラントを見たとき…凄ぇなこいつ！って思ったんです。
自分の中でめちゃくちゃ好きで、やりたかったけど出来なかったプレーをしていたから、そんなにゴリゴリしていない感じにも凄いハマって。デュラント好きになって、オクラホマシティ・サンダーを見るようになりました」
――昨季のサンダーはケガに苦しみましたが、今季はいかがでしょう？
「最近はケガでみんな揃うことがなかったから、今シーズンはめちゃくちゃ楽しい！いやー、デュラントおって、ラッセル・ウェストブルックおって、サージ・イバカおって、セカンドチームも良いし、今年はいいですよ！
ケガさえなければ絶対に優勝すると思います。障壁になるのは西ではゴールデンステイト・ウォリアーズでしょ。でもベストメンバーで今やったら分からないですよ、アンドレ・イグダーラはデュラントを止めかねると思いますし」
――ほかに西で注目している選手はいますか？
「西で怖いのは、ニューオリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビス。レブロン・ジェームズとかステフィン・カリーとかは、何となく『ここまで来るな』ってのが見えるんですけど、まだまだ伸びそうなんですよね。完成されてる部分もあるかも知れないけど、まだまだいける、とにかく可能性がやばいです。
あと、サンアントニオ・スパーズのカワイ・レナード、一皮剥けた感じが凄いです。凄い選手やとは思っていたんですけど、ディフェンスの選手というイメージが変わってしまいましたね。サンダーとの開幕戦、ラマーカス・オルドリッジより全然怖かったし、MVP候補入ってくるかも知れない」
――対する東はどうでしょう？
「東はクリーブランド・キャバリアーズが濃厚ですけど、マイアミ・ヒートに期待したいです。ケガ人が出ず、ハッサン・ホワイトサイド、クリス・ボッシュ、ルオル・デン、ゴラン・ドラギッチ、ドウェイン・ウェイド、ちゃんと機能したら面子としては凄い。レブロンおらんようなって、『おれへんかっても行けんねんぞ！』感は絶対出したいと思うんですよ。
去年はギリギリのところでプレーオフ逃したから、今年はホワイトサイドがどこまで化けるか。良いセンターですよね。あと、ライバル視しているけど、シカゴ・ブルズにも期待したいですね。サンダーのライバルということではなく、スタイリストがゲームでブルズばっかり使うので、ちょっと敵対感があるんです(笑)」
――それでは中村さんが思い描く今シーズンの理想は？
「もちろん西はサンダーが勝ち上がって、東はキャブスに来てもらって、デュラントに名実共にレブロン越えをしてもらいたい！優勝して新時代の幕開けを見たいです！前はヒートと戦って欲しいと思っていたんですけど、やっぱりレブロンにリベンジして欲しいですね」
――最後に、これからNBAを見ようと思っている方々に、オススメの見どころを教えてください。
「普通に見ていたら絶対に感動すると思います。その中で好きな選手、好きなチームを作っていったらよりいっそう面白くなるし、世界最高のプレーを見られますから。そして女性の方、イケメンも多いです！それを目当てにしても良いかと思います。
オススメのイケメンは…ベタやけど、ダラス・マーベリックスのチャンドラー・パーソンズでしょ！あとスペイン出身のリッキー・ルビオ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)も。残念ながら2人ともサンダーの選手じゃないですけどね(笑)」
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