【監獄観察日誌】矢野聖人「みんなにいじられる(笑)」

2015/11/22 06:00 配信

ドラマ

TBS系で放送されている「監獄学園-プリズンスクール-」で、懲罰棟に投獄される男子生徒の1人・シンゴを演じる矢野聖人にインタビュー。(C)2015平本アキラ・講談社/「監獄学園」製作委員会・MBS

話題の学園ドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」。第4話では、退学の危機に陥った男子たちの微妙な関係性を描くとともに、森川葵演じる花がキヨシ(中川大志)に対して大胆な行動を起こした。

そんな中、男子生徒の一人・シンゴ(矢野聖人)は、抜け駆けして脱獄したキヨシに不信感を覚え仲間外れにするが、それを裏生徒会に狙われ、利用されてしまうことに。

今回、キヨシとは中学からの友達で、金髪リーゼントの風貌で一見不良っぽいが、実は天然で純情な役柄という矢野聖人にインタビューを敢行。あまり学生の役をやったことがない矢野の素顔に迫っていく。

――本作への出演が決まった感想は?

真面目過ぎるところが自分にはあるので、(高校生男子らしい)ハジけられない部分があって、それを打破したくてこの作品をやりたいなって思いました。オーディションを受けて役が決まったので、自分で役をつかんだっていう感じでモチベーションがすごく高いです。また、これまで学園モノをあまりやったことがなかったので、新たな自分を引きだすいい機会だと思いました。

――シンゴと自分が似てると思うところはありますか?

シンゴって見た目は(金髪リーゼントで)こんな感じだけど、キャラの中では一番普通かなって思うんで、自分に似てるかなと思います。

――衣装の囚人服を着てみての感想は?

少し暑いです(笑)。でも、一人一人オーダーメードで作られているので、気持ちが高まります!

――男子生徒同士は、作中同様、仲は良いですか?

そうですね、仲は良いと思います。僕は最近、みんなにいじられるようになりました(笑)。(僕に)振っても(反応が)真面目だな、みたいな感じで面白がられてます(笑)。

――シンゴの見どころは?

シンゴの見どころというよりは、僕がどこまで(高校生男子が持つ)ハジけてる感じを表現できているかですかね。あとは、オーディションの時にうまくできなくて、クランクインするまでにマスターしたことがあって。監督のイメージでシンゴは驚いた時に声が裏返ったりするんです。身に付けようと頑張って練習したのでそこを見てもらいたいです(笑)。

――作中のみどころは?

僕がメーンでやっている回(第5話)ですかね(笑)。

――今後やってみたい役柄や作品は?

結構犯人役が多いので、爽やかな役がやってみたいです(笑)。(漫画の)「花より男子」の花沢類みたいな…「こんな役もできますよ!」って幅を見せていきたいです!(笑)

■第5話では、花と保健室に一緒にいたキヨシは、自分を捜しに来た千代(武田玲奈)の気配を感じて息をひそめる。2人がいるベッドのカーテンが開けられてしまうが、とっさの判断で難を逃れる。

一方、裏生徒会の思惑通り進行していくDTO(男子退学オペレーション)。男子たちに次々と退学に向けてのわなが仕掛けられる。3度の脱獄で全員退学という危機的状況の中、買い物に出掛けたシンゴの門限が刻一刻と迫っていた。

リミットまであと5分となった時、副会長・芽衣子(護あさな)から“濡れTシャツコンテスト”のことを聞かされた男子一同は、われに返り、再び立ち上がり、気持ちを一つにして、シンゴへ熱い思いを叫ぶ。