12月22日(火)に放送される江戸川乱歩生誕120周年没後50年記念ドラマ「黒蜥蜴」(夜9:00-11:18、フジテレビ系)に、里見浩太朗の出演が決定。変装の名人として、“里見七変化”を見せる。
真矢ミキ演じる女怪盗・黒蜥蜴と、渡部篤郎演じる明智小五郎との、時価120億円の宝石“聖夜の涙”をめぐる頭脳戦を描く同作品。里見は黒蜥蜴の忠実な部下・雨宮潤一役で出演し、新聞記者やラーメン店店主などさまざまな姿で登場する。
■里見浩太朗 コメント
――江戸川乱歩作品への出演は初めてとのことですが?
里見:そうなんです。子供の頃、本は読んでいました。乱歩作品というのはたくさんありますが、その中に出てくる明智小五郎にみんな憧れていましたから、そんな子供の頃の夢の中にあった作品に出られるのはうれしいことです。(時代設定を)'15年に置き換えて作るのは大変だろうし、勇気のいることだったと思いますが、黒蜥蜴という一人の女盗賊を真矢ミキさんが躍動して演じられているのがぴったりだなと思いました。
――その真矢ミキさんとは初共演とのことですが?
里見:ほとんどは舞台ですが、宝塚歌劇団出身の方との共演は多いんです。宝塚のトップを張られていた人たちはとても明るく度胸があって、堂々としているんです。(真矢も)凛としているというか、何でもやってのけるんです。素晴らしいですよ!
――今回は、里見さんの七変化も見どころの一つです。
里見:14シーン出てますが、12回衣装チェンジするんです。きょうも4回衣装替えしました(笑)。乱歩作品ということで、自分自身もいろいろと変えてみたいなと思いまして、いつもの僕とはかなり違うものを作ったつもりです。「里見浩太朗どこに出てるの?」という人もいるんじゃないですかね(笑)。普段の雨宮という男は格好がいいので、それが変わっていくのが面白いと思います。
――視聴者の方へのメッセージをお願いします。
里見:人間が変わっていくさま、その心の変化というのを見てほしい。そして、普通の作品とは一味違う演出を見てほしいです。
■真矢ミキ コメント
去年、舞台を見させていただいて、なんてすてきな方なんだろうとあらためて思っていた矢先だったんです。空き時間にお話しさせていただいたんですが、今までのいろんなお話を聞かせていただきました。短い時間でしたが、非常に楽しかったです! こういう年の重ね方をしたい、こういう役者になりたい、と思いました。一言一言に重みがあって、魂が込められていて…本当にすてきです。
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