放送中のドラマ「監獄学園-プリズンスクール-」(MBS、TBS)に俳優として出演しているお笑い芸人・ガリガリガリクソンにインタビューを敢行。
キヨシ(中川大志)らと共に懲罰棟(=プリズン)に拘束された男子の1人・アンドレを演じるガリガリガリクソン。仲間思いで優しくも、実は一番のドMで性に対する好奇心が強く、副会長・芽衣子(護あさな)からのお仕置きを誰よりも楽しみにしている。
第5話では、その芽衣子への偏愛を裏生徒会に利用され、2人目の脱獄者になってしまうほど。
そんな、優しく変態でドMなアンドレを、本来は芸人であるが、作中で見事に演じ切っているガリガリガリクソンの素顔に迫る。
――お笑いの現場と違うと思うところは?
全然違いますね! たまにお笑いの番組の収録とかで関西に戻ると、一番嫌いなタイプであるはずの関東弁を話す(関西)人になってて(笑)。しばらくは関西に帰ったらみんなに嫌われそう。
あと、現場ではいつもは芸人が周りにいるのに、今回は状況が違うからどこまでふざけていいのかなって距離を考えつつ、一番年上なのでみんなが逆に気を遣ってくれてるなって感じてます(笑)。
――現場では盛り上げ役ですか?
いえ、ひっそりとしてます(笑)。
――アンドレを演じてみてどうですか?
昨年からSMクラブに偶然通っていて、ドMの気持ちも分かるようになっていたので自然に役作りができてました(笑)。普段から女性にさげすまれて見られるのに興奮を覚えます。1カ月も(この現場に)いると慣れてしまって刺激が足りないです(笑)。
――自分に似ている役は演じやすいですか?
めちゃめちゃ演じやすいですよ! 太っているし、キャラも分かりやすいし、僕も変態チックなところありますし、そういう役作りで苦労したところはないですね(笑)。
――衣装についての感想は?
僕だけ特注のサイズなんですよ。ある程度の大きいやつは用意してくれていたんですけど入らなくて(笑)。だからありがたいです。学生服は、ことし(自分が)30歳なので15歳の役をやるの大丈夫かな?って思ってました!「どう考えても15ちゃうやろ!」みたいな(笑)。
――副会長・芽衣子からのお仕置きの感想は
まだまだ足りないですね(笑)。護(あさな)さんがいっぱいいじめてくれるんですけど、普段めちゃめちゃ優しい方なので、例えばムチでバーンってたたかれるシーンを撮ると、「ごめん、大丈夫?」って心配してくれるんです。でもその時は「こっちは!もっと!やっていただいて構いません!」って思ってます(笑)。軽くお願いしたこともあります、「全然本気でやってもらって大丈夫ですよ!」って(笑)。
――撮影中、苦労したことは?
この撮影で一番つらかったのは暑さですかね。みんなが平然と汗をかかないでやってる中、僕だけぐだぐだになって(笑)。メークとか全部溶けちゃってみんなとの温度差が大変だったなと。野球の先発ピッチャーくらいアイシングしてました(笑)。
――プリズンなどセットの感想は?
ほんまにすごい! プリズンの世界観がリアル過ぎてほんまに「早く出たい!」って思いました(笑)。心から思えるほどリアル! 注目してほしいです。
――アンドレの見どころは?
(第5話で副会長が愛し過ぎて)発狂しちゃうシーンは見てほしいです(笑)。あと、僕のおっぱいシーン! 他にも女性は出てますけど、唯一乳首出してるのは僕だけなので(笑)、そこは注目です!
――今後やってみたい役柄や作品は?
「監獄学園-プリズンスクール-」の原作がまだまだ続いてますので、第2弾、第3弾、そして劇場版ができればなと! でなければ僕はまた大阪の土に潜ってきます(笑)。
■本作は平本アキラ原作の人気漫画を実写ドラマ化した作品。懲罰棟(通称:プリズン)に投獄された主人公・キヨシ(中川大志)ら男子生徒5人と裏生徒会の美女3人のバトルを描く。
第7話では、裏生徒会の陰謀に関するメールデータの奪取に失敗し、肩を落とす男子5人。キヨシ(中川大志)は理事長に宛てた嘆願書に最後の希望を託す。迎えた退学当日、副会長・芽衣子(護あさな)に連行される中、突如理事長が現れ、再びプリズンに戻るよう命ぜられる男子たち。そして、プリズンの中で、理事長から男子たちにある問いが投げかけられる。「尻と胸…どちらが好きか…ね?」。まさかのタイミングで、まさかの究極の二択。キヨシたちは果たして、正解を選ぶことができるのか。
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