磯田道史氏の近著「無私の日本人」(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を、中村義洋監督が映画化する「殿、利息でござる!」。
'16年5月14日(土)の公開に先駆け、本編映像初解禁となる特報映像が到着した。その映像では阿部サダヲや瑛太らのコミカルな姿が見られる。
本作の舞台は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、地域を立て直した住人たちの物語だ。
実在した穀田屋十三郎ら庶民9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立てて奔走する姿が、現代によみがえる。
そしてこのたび、本編映像初解禁となる特報映像が完成した。
特報映像は、お上に銭を貸して利息をもらう、というとんでもない計画のために右往左往する阿部演じる主人公・穀田屋十三郎と、瑛太演じる菅原屋篤平治。2人のコミカルな姿を軸に、力を持たない庶民たちが立ち上がり“銭戦”(ゼニバトル)が、今まさに始まろうとしている野心あふれる内容となっている。
そんな“コミカル演技の申し子”とも言うべき阿部と、瑛太の息の合ったやりとりは、すぐに確認した方がいいでござるよ。
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