'62年の誕生から半世紀以上にわたって愛され続ける「007」シリーズ。ダニエル・クレイグ主演4作目でシリーズ24作目となる最新作「007 スペクター」は、公開9日間で累計成績は動員82万人超、興行収入11億円突破と日本にボンド旋風が巻き起こっている。
そんな話題の同作が、国民的人気漫画「ゴルゴ13」の著者として知られるさいとう・たかをの「007」シリーズ(小学館刊)より、さいとうの描き下ろしによるジェームズ・ボンドのビジュアルが公開された。
本ビジュアルは「さいとう・たかを画業60周年記念企画」として、'68年に刊行された「007」シリーズ復刻版の出版を記念したもの。
同シリーズ(全4巻:『死ぬのは奴らだ』『サンダーボール作戦』『女王陛下の007』『黄金の銃を持つ男』)は、「ゴルゴ13」の連載前に描かれ、劇画ブームの発火点にして「ゴルゴ13」の原点とも言える、さいとうにとっても愛着深いシリーズだ。
いずれも映画化されたものだが、映画に負けない迫力と、さいとうオリジナルのストーリー展開は注目だ。今や古書店でも手に入らない幻の名作の復刻版とあって、ファンならずとも必読ものになっている。
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