たけしの「死んでた方がよかった」発言にさんまも驚き

2015/12/12 06:00 配信

バラエティー

ビートたけし(右)が9年ぶりに「さんまのまんま」に登場(C)カンテレ

1月2日(土)にフジテレビ系で放送される「新春大売出し!さんまのまんま30周年スペシャル」(昼3:45-夜6:30)に、ビートたけしが9年ぶりに出演。さらに同番組初登場の宮沢りえ明石家さんまと十数年ぶりの共演を果たす。

「こんなジジイ2人で何話すんだよ?」というたけしに、さんまは「そろそろわれわれが芸能界を辞めた方が後輩が伸びるんじゃないか」と、たけしに話を切り出そうとしたことがあると告白。それを聞いたたけしは「辞めるわけねえじゃねえか。俺らが若い芽を踏んづけて、それでも育ったやつが伸びるんだよ」と持論を展開。

「おまえ(さんま)は、芽を踏むんじゃなくて、抜き取ってるだろ」と言うと、そこからお笑い界のトップの2人ならではの深いお笑い談議になる。

また、ザ・ドリフターズが絶大な人気を誇っていたころに、たけしやさんまが「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で真正面から挑んだ時代の話題になると、「あのころはドリフターズ派とひょうきん族派に客が分かれてたよな」と振り返る。すると、最近たけしが志村けんと2人で当時のことを語り合ったエピソードも明かされる。

今のお笑い界に対しては、たけしが「今の人たちは俺たちよりずっとうまいけど、飛び抜けている人がいない」と言うと、さんまも「みんなネタがうまいのは認めるけど…」と続き、真面目なお笑い評や今後のお笑い界を心配する意見も飛び出す。

さらに、たけしはお土産として行きつけの焼鳥店のスタッフをスタジオに呼び、さんまに振る舞う。2人とも酒が進むと、話題はたけしが約30年前に雑誌編集部を襲撃し、その後'94年にはバイク事故で大けがするなど事件が続いた話に。たけしが「もう芸能界に戻れないと思った。つらいときは、あの事故で死んでた方がよかったと思ってた」と衝撃の言葉を語ると、「何で相談してくれなかったんですか?」とさんまは驚く。

そして、今、相手がさんまだからこそ話せる当時のリアルな心境や'16年へ向けての抱負なども語られる。

一方、初登場の宮沢は以前、さんまに自身の写真集を渡すべく、車に置いてある写真集を走って取りに行き、息を切らせながらさんまの元へ戻ってきて手渡したというエピソードを振り返る。その姿を今でも鮮明に覚えているさんまは、「ずっと忘れられない。あの時、抱き締めたかった!」としみじみ。

そんな宮沢も、今では6歳の女の子の母親。「私よりも大人」だという娘の話も飛び出す。

また、美容に気を使っている宮沢は、実践している“ちょっと恥ずかしい美容法”をさんまに紹介。「(人に)見せられないんですけど…」と恥ずかしがりながらも、その美容法をさんまの前で披露。だが、そのしぐさをまねしたさんまはなぜかキスをするような顔になってしまう。

そして、宮沢に「芝居は一生続けるの?」、「バラエティーもやりたいんだ?」と尋ねるさんま。すると、宮沢は「55歳くらいになったら…」と今後の意外な展望を語り出す。

そのほか、市川染五郎、今田耕司井上真央コージー冨田原口あきまさらが出演する。