'16年に50歳を迎える小泉今日子が、1月3日(日)に放送されるドキュメンタリー「小泉今日子50歳ニューヨーク」(テレビ朝日系)で、'91年のドラマで共演した大江千里と25年ぶりにアメリカ・ニューヨークで再会を果たすことが分かった。
小泉はデビュー以来、常に“旬”な存在であり続け、世代や性別を超えて今なお絶大な支持を集める歌手・女優。同番組はそんな小泉が、アメリカ・ニューヨークで過ごした数日間に密着するドキュメンタリーだ。
ニューヨークという街を舞台に、小泉の等身大の姿をカメラに収め、“過去”“現在”“未来”の3つのテーマで、彼女自身がこれまで大切にしてきたもの、今の自分、進化の先に見据えているものを感じ取る。
同時に、小泉が多くの人々に支持される理由、そして彼女が“小泉今日子である条件”を解剖する。
旅の始まりは、マンハッタンの最南端にあるバッテリー・パーク。海沿いの公園を歩き、まずはビルの谷間に見える、グラウンド・ゼロを目指して歩く。小泉は痛ましい過去から新しく生まれ変わったニューヨークの一角に思いをはせる。
雑踏のチャイナタウンを過ぎ、お気に入りのソーホーに立ち寄り、懐かしい思い出のある“トライベッカ”地区へ。若かりしころ、小泉が朝まで飲み明かしたというナイトクラブは、今もその場所に佇んでいるのか、郷愁の思いで同地へ足を踏み入れる。
また、ニューヨークが掲げる最新のキーワード“地産地消”のブリュワリーでは、ブルックリン産の地ビールや、ニューヨーク最古の蒸留所で造られたコーン・ウイスキーを堪能。ここでしか食べられない料理に舌鼓を打つ。
その後は街角にあふれるパブリックアートやギャラリーに感性を刺激されながら歩みを進め、老舗のブックストアでは、本好きの彼女が思わず声を上げてしまうような出会いも…。
そして、以前ドラマで共演したことのある大江とニューヨークのライブハウスで再会。かつて共に日本のヒットチャートをにぎわせた相手、しかも同世代の2人は昔話に花を咲かせるとともに、これまでの生き方を語り合う。
その後、かつて2人が共演したドラマ「パパとなっちゃん」('91年、TBS系)の主題歌で、小泉の代表曲ともいえる「あなたに会えてよかった」を大江が即興アレンジで披露。
大江の演奏を聴いた小泉は「まさしく、25年後に“あなたに会えてよかった”です。大人になっていました。グッときちゃいました!」と感動した。
一方、大江も「僕も弾きながらグッときました。50年ちょっと生きてきたご褒美ですかね!」と再会を喜び、2人はハグでお互いをたたえ合った。
遠くニューヨークの地で今なお挑戦し続ける大江の姿に、小泉自身も未来への思考をめぐらせる。寄せては返す波のように感情が揺れ動いたニューヨーク旅で、小泉の脳裏に強く残ったメモリーとは?
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)