'16年の幕開けを告げる「相棒season14 元日スペシャル」(テレビ朝日系)が、1月1日(金)に放送される。
ストーリーは、年の瀬に片山雛子官房副長官(木村佳乃)と音越栄徳官房長官(西村和彦)を狙った爆破事件が発生するところから始まる。
新会派結成と音越の総裁選出馬発表の席上で起きた凶悪な犯行に世間が騒然となる中、幸いにも事なきを得た二人は、暴力に屈しない姿勢を表明。警察も即時、捜査本部を立ち上げる。
周囲の騒がしさをよそに、特命係は相変わらずの“開店休業”状態で、杉下右京(水谷豊)は予定通り年末年始の休暇に入る。
そんな右京の前に意外な人物が。それは元捜査一課で捜査中に負ったけがが元で退職を余儀なくされた三浦信輔(大谷亮介)だった。
三浦はふと訪れた富山でかつての左翼組織“赤いカナリア”幹部・本多篤人(古谷一行)の名前を耳にしたのだという。本多は超法規的措置で戸籍を変え、娘の茉莉(内山理名)と別人として暮らしているはずだった。
元刑事の癖で、三浦は本多親子の様子を探ってみたものの姿が確認できなかったことが気掛かりらしく、右京は三浦の意をくみ、休暇を使って富山を訪ねることにする。
本多の名前は、警視庁でも挙がっており、爆弾の特殊な加工や過去の因縁から本多の関与を確信した雛子は、公安、警察庁、警視庁のメンバーで特別チームを立ち上げ、本多の行方を追うという。
その中には、冠城亘(反町隆史)の姿もあった。亘は法務省の人間として、以前から本多の超法規的処置に関して雛子と共に関わっていた。
富山に到着した右京は、本多親子が住んでいた村が音越官房長官の選挙区であることを知る。また、役場の植村明梨(武田梨奈)の案内で本多親子の住まいを訪ねた右京は、誰もいない部屋からひもが通された青い石を発見する。
明梨によれば、それは村に伝承する“願い石”だそうで、一つの石を二つに割り、同じ願いを持つ者で分け持つのだとか。そう説明する明梨の首にも、赤い石の願い石が掛けられていた。
東京に戻った右京は鑑識の米沢守(六角精児)に青い石の鑑定を依頼。ついでに、新たに願い石を作り、事件解決を願って亘と分け持つことにする。
その頃、当の本多は日本から逃亡し、他国の外交官特権まで取得した元暴力団組長との接触を図っていた…。
いよいよ始まった'16年。新年早々、夜更かしするのもいいが目覚めぬ者に夜明けは来ない。「相棒元日SP」で右京&亘と最高の初夢を見よう。
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