NHK BSプレミアムにて放送中の「七人のコント侍」が、1月からメンバーが新しくなって放送中だ。渋谷・NHK放送センターにて第12期となる新メンバーによる取材会が行われ、小峠英二、板倉俊之、吉村崇、向井慧、江上敬子、中村昌也、岡本玲が登壇した。
メンバーから口々に「リーダー」と推されて立ち上がった小峠は「素晴らしいコントがどんどん出来上がっています。皆さん仲も良く、楽屋でもワイワイガヤガヤ言っているのがうまいこと反映されています」と自信をのぞかせた。だが板倉らから「小峠さんはワイワイガヤガヤしてないですからね。新聞読みながらすかしている」と暴露されてしまう一幕も。
そんな板倉は「本当に楽しいメンバーでやらせてもらっています。ずっとこんな日が続けばいいな…」と現場への愛着を見せた。
吉村は「初回の顔合わせの飲み会で、岡本ちゃんと意気投合しまして」というと江上から「バチバチだったじゃない。相当仲悪い!」と指摘が。岡本も「結構な言い合いをしましたよね?」と否定。吉村も認め「岡本さんは結構せいそな女性ですが、最終的には俺をにらんで中指を立てるという…」。メンバーによれば顔合わせの席で吉村が岡本に対してさまざまな暴言を吐いた結果、犬猿の仲であることが明らかに。
そんな吉村と同じくコント侍初登場の向井は「メンバーを見たら、各局ですごいコント番組をやってきた人たちがここで一緒になってやっているというのが魅力だと思います」と興奮。そして「板倉さんには仕事が終わったら必ずごはんに連れていってもらって、すごくいい先輩なんですが…」と言うと、良い気分になった板倉が向井の耳に“板倉の良いところ”をささやき続け、それを向井がオウム返しをしていく場面に「船場吉兆!」と吉村からツッコミが。
江上は「こんな男子中学生の休み時間みたいな感じが永遠と続くんですよ! それを玲ちゃんと『やだねー男子って』言い合っています。私は第1回目も参加させていただいておりますが、その時はベテラン勢と一緒にやらせていただいて、ちょっと落ち着いたような雰囲気だったんですが、今回ぐっとヤングな感じになりました。フレッシュなコントが作れていると思います」と笑みを浮かべた。
中村は「喫煙所に行った時に、芸人の今野(浩喜)さんが大河の衣装を着ているときに『逆やろ!』と思いました(笑)。主役のコントもあったんですが、NGを10回くらい出しました。その日は眠れず…人として成長させていただいています!」と充実感を味わっている様子。
岡本も「芸人さんとするコントが初めてで、女を捨てるような、板倉さんと2人でしたコントでは、顔を真っ黒に塗ったらそのメークが落ちなくて。女を捨てるようなコントをしました」と告白。
「事務所がそれをOK出すんですよね」と驚く江上に吉村が「聞いたら、乳くらいなら片方くらい出しても大丈夫だと」言うと岡本から「言ってない!」と猛烈な抗議が。そんなやりとりに板倉が「仲悪いなぁ」とあきれる場面も。
今、話題となっている“SMAPの解散”にちなんだコントを作るとしたら?との問いに、メンバーから指名された小峠は「まだ解散されるかどうかわ分からないですが、仮に解散したとして、10年後再結成した時に、お年を召したメンバーによる“老い”をボケに出したコントとかいいんじゃないでしょうか…今、シーンとされていますけれど、決して悪くはないですよ!」と主張。会場は笑いに包まれた。
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