市原隼人がシナリオ賞受賞作で2年ぶりドラマ主演へ!

2016/01/18 08:00 配信

ドラマ

「双葉荘の友人」で主演を務める市原隼人

WOWOWプライムでは3月19日(土)に市原隼人主演のスペシャルドラマ「ドラマW 双葉荘の友人」(夜9:00-終了時間未定)を放送する。

本ドラマは、'14年に応募総数482編の中から「第8回WOWOWシナリオ大賞」を受賞した川崎クニハルの「双葉荘」を映像化した作品。

「WOWOWシナリオ大賞」はプロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展への貢献、その映像化を目的に創設され、WOWOWで定期的に放送している。

演出には、山田洋次監督作品の助監督を長年務め、脚本家でもある平松恵美子監督が決定し、丁寧な人物描写を発揮することが期待される。

さらに、主演の市原に加え、共演に臼田あさ美中村倫也陽月華中嶋朋子中原丈雄吉行和子という多彩なキャストがそろう。

「テラスハウス『双葉荘』では、見えないはずのものが見える――。」をキャッチコピーに、川崎が若いころに体験した実話をベースにした2つの時代をつなぐ“ロマンティックミステリー”に仕上がっている。

市原のテレビドラマの主演は「『黄金のバンタム』を破った男~ファイティング原田物語~」('14年フジテレビ系)以来、2年ぶり。

市原は「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティーも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験とともに独特な感情面を包み込む中で、夫として人として芽生えてゆく温もりを伝えて行きます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメントを寄せた。

【ストーリー】

'00年3月。舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、神奈川・横浜港を望む高台のテラスハウス「双葉荘」に移り住む。

この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。

そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に「双葉荘」の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。

驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か過去に実際に起きたことなのか? 驚くべき真相が明らかになる。