中村倫也の女装姿に大反響「葉理男のかわいい姿を見て」

2016/02/16 06:00 配信

ドラマ

女装した葉理男(中村倫也)が街で偶然、保(遠藤健一)と出くわす(C)関西テレビ

毎週火曜にフジテレビ系で放送中のドラマ「お義父さんと呼ばせて」(夜10:00-10:54)。51歳の保(遠藤憲一)が28歳下の美蘭(蓮佛美沙子)との結婚を決意するが、美蘭の父親で保と同じく51歳の紀一郎(渡部篤郎)が猛反対し、大人げなくぶつかり合っていく姿を描くホームドラマだ。

家族がぶつかり合っていく中でも静観する美蘭の兄・葉理男を演じる中村倫也に、2月16日(火)放送の5話の見どころや葉理男の魅力について語ってもらった。

――これまで葉理男を演じてきていかがですか?

周りがバタバタしている中で、われ関せずというスタンスだったので、俺もバタバタしたいなって思っていました(笑)。5話から後半に向けて葉理男も一皮むけたかなと思うので、振り幅を楽しみながらやっていきたいですね。

――葉理男というキャラクターをどのように見られていますか?

人と関わったり、自分の意見を正直に言うことでがっかりしたり、失望してしまうことが嫌だから、何事にも深入りせずに人と距離を置いているのかなって思います。

それと、おやじ・紀一郎の愛情が妹の美蘭と真理乃(新川優愛)の二人に向いていただろうし、ある意味手の掛からない、そういう生い立ちも関係していると思います。

ただ人間は多面的な生き物なので、葉理男もいろんな面があって、まだ人としての地盤ができていない“ビビり”なんだと思います。

――役作りはどのようにしましたか?

役っていうくらいなので、役割があって台本に書かれていることを、より魅力的に表現することが仕事なので葉理男が魅力的になるように演じています!

5話で女装することに関しては、葉理男はあくまで女装が趣味で、女性になりたい願望があるわけではないので、ある意味新鮮でした。ただ、見た目というだけでなく葉理男の弱さをクローズアップしないといけないと思ったので、まだ心が固まっていない青年なんだと思わせるような演技を心掛けました。

――監督やプロデューサーと演技について話したりしますか?

作品全体の構成について話したりはします。ただ、ここはどんな感じなんだろうっていう疑問とか、迷いとかを聞くことはないです。そういうことを埋めていく作業が楽しくて役者をやっているので。

――演者さん同士で演技について話すことはありますか?

それもないです。お芝居をする中で話すというか、こういうパスがきたらこう返しますというような、互いにそういうのを楽しんでいるんだと思います。

――この役に限らずに演じるために、何かしていることはありますか?

意識してやっていることは健康管理くらいで、体形を維持するためにも体調を整えるためにも大事だと思っていて。あとは、好きなことをやってそれが自然とお芝居につながっていったらいいなというくらいですね。映画や舞台を見たり、本を読むのは好きなんですけど、仕事のためではなくて、純粋に見たいし読みたいからっていうだけです。

――5話の見どころをお聞かせください。

保の魅力がふんだんに出ている回なので、まずはそこに注目してほしいし、激しいカーチェイスならぬランニングチェイスがあります(笑)。

葉理男の女装したかわいい姿と、人間として成長していく姿の両方を見てほしいです。それを優しく見守ってくれた保に男としてもキュンキュンしかけたし、葉理男はキュンキュンしてましたから、女性たちは絶対キュンキュンすると思います!