福山雅治が主演を務める4月スタートの月9ドラマ「ラヴソング」のヒロインに藤原さくらが決定した。藤原は、人とコミュニケーションを取るのが苦手で、職場の同僚にもなじめず、自分の人生に嫌気が差している女性・佐野さくらを演じる。
ある日、社内で起こった“ある出来事”をきっかけに、さくらは社内に勤務する企業カウンセラーの元を訪れる。そこにいたのが神代広平(福山雅治)だった。
福山演じる元プロミュージシャン・神代は、自らの才能の限界に打ちのめされ、音楽業界を離れ、現在は企業カウンセラーとして働いていた。
神代との出会いが、さくらに生きる希望を与え、少しずつ神代に心を開いていく。その思いが次第に恋心へと変わっていくヒューマンラブストーリーだ。
およそ100人の中からオーディションを勝ち抜いた藤原。歌唱力、表現力、感受性に秀で、審査員に「ヒロイン・佐野さくらがそこにいた」と言わしめたという。
サプライズでオーディション合格を発表された際は、驚きのあまり、言葉にもならなかった藤原だが、スタッフから「(オーディションを勝ち抜いての)ウイニングソングを」と要求され、ギターを渡されると「緊張する!」と言いながらも、笑顔でその美声を披露した。
藤原は「オーディションに合格したと聞いた時は、全く信じられなくて、つい最近まであれは夢だったのではないかと疑っていたんですが、少しずつ実感が湧いてきました。
演技のことはまだ右も左も分かりませんが、今回オーディションの時に演じてみて、純粋にすごく楽しいなと感じたので、その気持ちを忘れずに学んでいきたいと思います。
(私が演じる佐野さくらは)すごく不器用で扱いづらいけど、とってもいとおしい女の子なので、どうやって成長していくのかすごく気になっています。難しい役柄ではありますが、真剣に向き合って演じていきたいです。
私はもともと歌手なのでいつも歌っているんですが、役のさくらは、ひょんなところから歌に出合って変わっていくので、いつもの自分をそのまま出して歌うというよりも、佐野さくらだったらどうやって歌うんだろうというところを考えながら歌っていけたらと思ってます。
私のことを知っている人も知らない人もビックリだと思うんですが、私もビックリしています! 全力を尽くすので温かく見守ってください」とメッセージを寄せた。
【ほか共演者は以下の通り】
■夏帆(中村真美役):広島の児童養護施設時代からのさくらの姉代わりともいうべき存在。さくらより2年先に上京し、現在はキャバクラで働いている。姉代わりとして、さくらと共に暮らしてきたが、自身の結婚を機に、さくらに自立してほしいと願っている。
■田中哲司(増村泰造役):神代が大学時代に組んでいたバンドのメンバーでベースを担当し、現在は総合病院の耳鼻科で外科医として働いている。
■宇崎竜童(笹裕司役):音楽とは一定の距離を置いている神代広平と、音楽との唯一の接点でもある、ライブハウス「S」を経営者。神代たちが以前組んでいたバンドをたびたびライブハウスに立たせてあげていた経緯があり、いまだに彼らの良き相談相手であり、兄貴分。
■水野美紀(宍戸夏希):笹とともに神代を陰から支え続け、ひそかに思いを寄せている、昔のバンド仲間。バンドが解散して以降も、あれこれと理由をつけては、神代に近づくが、友達以上の関係には発展せず、今では互いの恋の相談もできるような間柄に。いつか二人の関係が変わるかも…と淡い期待を抱きながら、今も神代のそばにいる。
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