BSジャパンは、4月5日(火)より新ドラマ「男と女のミステリー時代劇」を放送する。
本ドラマは江戸川乱歩賞、直木賞受賞作家・多岐川恭による出色のミステリー時代小説を12本厳選し、1話完結スタイルで映像化したもの。欲に動かされて事件を起こす侍、恋人への愛ゆえに人殺しも辞さない若い娘、暮らしのために内職でも女の働きに頼る情けない侍、岡っ引きなど、ユニークなキャラクターが登場し、男女が起こすミステリーを描く。
第1話「あだ討ち」で主演を務める永井大、いしだ壱成、梅村結衣が放送に先駆けて、撮影現場で囲み取材に応じた。
第1話は、盗賊に姉を殺された少女・おとし(梅村)が、復讐(ふくしゅう)のため茶屋で刺青入りの男を探すうち、危険な目に遭ったところを浪人の亮三郎(永井)に助けられる。犯人を捜すため、2人はつつもたせを開始。一方、町人の藤蔵(いしだ壱成)は、同じ茶屋で働く女と付き合い始める…。
永井は「4日間と短期間で撮影するので、リニアモーターカー並にビュンと進んでいます(笑)。現場での一体感をすごく感じながら過ごしています」と撮影が順調であることをアピール。
いしだも「たしかに、ジェットコースター級のテンポです(笑)」と笑いつつ、「僕が役にノっていると、テストなしの一発本番で撮ってくれたり、呼吸が合う現場。大変だけど一つのものを作っていると実感しています」とコメントした。
時代劇出演が初めての梅村は「撮影に入る前に、歩き方や立ち方、着物の袖の回し方など作法を勉強してきました!」と自信たっぷりの表情。また、「昔の人もかつらを着けていると思っていて『1時間以上かけて準備していたんだ』と言ったら、監督さんに『昔の人は着けてないよ』と言われてしまいました」と、天然エピソードを告白。
そんな17歳の梅村の初々しい発言に永井といしだは目を細めていた。
ドラマ中には、亮三郎(永井)とおとし(梅村)が男と女として対峙(たいじ)するシーンもあり、永井は「親子でもおかしくない年の差なのに、梅村さんすごく色っぽいんですよ」と、17歳の熱演を見どころに挙げていた。
4月12日(火)放送の第2話「牢の女」では浅野温子、大西礼芳らが、5月3日(火)放送の第3話「万引き」では中尾明慶、逢沢りならが出演する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)