元アイドリング後藤郁が舞台「ダンガンロンパ」で復帰

6月16日(木)から始まる東京公演を皮切りに、名古屋、大阪、神奈川で再演される「ダンガンロンパ THE STAGE ～希望の学園と絶望の高校生～2016」の制作発表が2月26日に都内で行われた。

続投出演となる主演の本郷奏多、岡本玲、松風雅也、神田沙也加らに、中村優一、南海キャンディーズ・山崎静代ら新たなキャストも加わった出演キャストが登壇。それぞれが舞台に向けての意気込みを語った。

また、2300人が応募したオーディションによって選ばれた“超高校級のアイドル”舞園さやか役のキャストも発表。'14年6月にアイドリング!!!を卒業した後藤郁が登場した。

約2年ぶりの芸能界復帰となる後藤は「元々ゲームのファンだったので、今回この作品に参加できることを大変光栄に思っています。そして、舞園さやかが“超高校級のアイドル”ということで、アイドルの端くれだった自分とリンクさせながら、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

ほか、主な登壇者のコメントは以下の通り。

本郷奏多(“超高校級の幸運”苗木誠役)「僕自身は前回の舞台に非常に手応えを感じていて、見てくださった方からすごくいい評価をいただけた作品だったので、再演を非常にうれしく思います。半分以上キャストが変わり、演出も変わっていますので、前回とは違った魅力が生まれると思うので、僕自身も楽しみにしています」

岡本玲(“超高校級の？？？”霧切響子役)「前回は東京公演だけでしたが、今回は全国4都市行けるのでとても楽しみにしています。前回来られなかったダンガンロンパファンの方々に見ていただけるということで、ますます気合いを入れて頑張らなければと思います。前回を上回る霧切響子、ダンガンロンパをお見せできるように頑張ります！」

中村優一(“超高校級の御曹司”十神白夜役)「今回、十神白夜役で初参加いたします。十神はドSなキャラクターで、素の自分と正反対なので、そこに注目していただけたらと思います」

七木奏音(“超高校級の文学少女”腐川冬子役)「腐川冬子という大変興味深い役をやらせていただくということで、すごく興奮しています。初演からのこの作品を愛する皆さまの世界観を崩さないように、精いっぱい取り組みたいです」

佐藤すみれ(“超高校級のスイマー”朝日奈葵役トリプルキャスト)「普段はSKE48で活動しているので、今回は愛知での公演があるということで、すごく楽しみにしています！」

岩田華怜(朝日奈葵役＝トリプルキャスト)「私は昔からアニメやゲームが大好きで、このダンガンロンパも特に好きな作品だったので、今回お話をいただいて本当にうれしかったですし、光栄に思っています。今回のカンパニーでは最年少で、実力も経験値もまだまだですが、必死に皆さんについていきたいと思います！」

松田彩希(朝日奈葵役＝トリプルキャスト)「元々ダンガンロンパが大好きで、初演もスーパーダンガンロンパの舞台も見させていただいて、この舞台に立てることがとても光栄です。いろいろなものを吸収していきたいです」

石田晴香(“超高校級のプログラマー”不二咲千尋役＝トリプルキャスト)「前回に引き続き出させていただくということで、プレッシャーがとてもとてもありますが、それをはねのけるくらい元気にがんばりたいと思います」

泉貴(不二咲千尋役＝トリプルキャスト)「初演、スーパーダンガンロンパ2とダンガンロンパの舞台を観劇していて、今回キャストとして関われることがすごくうれしいです。作品にも役にもたくさんの愛をこめて精一杯頑張ります」

森山千菜美(不二咲千尋役＝トリプルキャスト)「出演が決まった日から、まだ稽古が始まっていないのですが、すでに緊張していて、今日キャストの皆さまと初の顔合わせであいさつさせていただいて、ほんの少し緊張の糸がほどけました。ダンガンロンパの世界で精いっぱい演じたいです」

山崎静代(“超高校級の格闘家”大神さくら役)「大神さくらは、ムキムキでめっちゃくちゃ強い格闘家なので、私もボクシングをやっていたので、それをちょっとでも生かせたらといいなと思っています。ものすごく強いんですけど、心は優しくて、乙女な部分も持っている。そういう乙女感もどこかで出せたらなと。

さくらはセーラー服を着ていて、でも、パンツはブリーフじゃなくて、ちゃんとパンティーをはいてるんです。あんなにムキムキなのにパンティーはいてる、というところも出せたらなと思ってます(笑)」

松尾駿(“超高校級の同人作家”山田一二三役＝ダブルキャスト)「こんな立派な記者会見だったら、こんなベースボールシャツを着てこなければ良かったなと(笑)。ネットでたたかれないように頑張ります(笑)」

雨野宮将明(山田一二三役＝ダブルキャスト)「見た目がすごく似ているというので、いろいろな方々から“山田一二三だ”といじられていて、それが今回、このようなところに立てるなんて夢のようです！」

長田庄平(“超高校級の占い師”葉隠康比呂役＝ダブルキャスト)「今回初めてキャスティングされたんですが、ダンガンロンパは大好きな作品で、寝る前には必ず“ダンガンロンパ”と言って寝るくらい大好きな作品です(笑)。占い師という役なんですが、役づくりとして、ここから30キロほど減量しまして、本番に臨みたいと思ってます(笑)」

松風雅也(葉隠康比呂役＝ダブルキャスト)「初演のときの制作発表もここだったんですが、僕だけパジャマみたいな格好で来てしまいまして、ちょっとびびって今回はジャケットを着ました(笑)。こういった気の小ささが葉隠なところかなと思います」

神田沙也加(“超高校級のギャル”江ノ島盾子役)「江ノ島盾子はダンガンロンパのファンとしても、俳優としても非常に思い入れのある役で、また一つ自分の殻を破って、勉強していきたいです。1年半ぶりに初演に出ていた続投組と会いましたが、一緒に駆け抜けてきて初演をつくりあげるということは、やはりいろいろな思いがあって、そのときの仲間に会うと戦友に会うような、すごく心強い気持ちになりました。今回は新しい風というか、出演者、演出が変わり、新しい作品として生まれ変わるんじゃないかなと思います。今回もお芝居だけではなく、(TRUSTRICKとして)テーマ曲で音楽の面からもダンガンロンパの世界を盛り上げていけるかなと思っています」