3月12日(土)公開の映画「エヴェレスト 神々の山嶺(いただき)」の大ヒットを祈願し、2月27日に福岡で合同記者会見&舞台あいさつが行われ、主演の岡田准一と平山秀幸監督が登壇した。
会見は福岡のヒルトン福岡シーホークにある福岡一空に近く、福岡の山々が見渡せる34階ベイペントハウスで開催。また、TOHOシネマズ天神にて行われた舞台あいさつには、福岡市登山協会会長の浦一美さんが登壇し、素晴らしい映像美で山の魅力を伝える本作に感謝状を贈与した。
主演の岡田は「僕個人としては、九州福岡にゆかりのある人物を演じることが多くて、この場所で皆さんの前で新しい映画の話をさせていただけるのをうれしく思っています。今回、実際にエベレストに登って空気が半分、マイナス20℃から30℃というところで、スタッフ一丸となって撮影していました。
みんなで固まっていないと大変危険な場所にみんなでチャレンジをしようと、みんなで撮影してきました。往年の角川映画のような、男っぽい、大作が出来上がったと思っております」と、自信をのぞかせる。
監督の平山は「僕にとっては5年ぶりの映画になります。ということは福岡に映画のキャンペーンで来たのも5年ぶりです。生まれが北九州の小倉なので、地元で見ていただくのは、ちょっと面はゆい気持ちもありますけれど、みんな一丸となって作った映画です。期待して見ていただけたらと思います」と、アピールした。
合同記者会見の開催地・福岡の印象について、岡田は「個人的には“第二の地元”のように、役柄で縁のある方を演じることが多いです。次の作品も北九州の門司出身の役柄ですし、どこか特別な感じはしていますね。今日も水炊きを食べるのが楽しみです」と語り、福岡県人を沸かせた。
また、その後TOHOシネマズ天神で行われた舞台あいさつでは、ネパール・カトマンズでの撮影を振り返り、岡田は「厳しい風土の場所なので、すごく宗教が色濃くある街でしたし、ものすごく人のエネルギーが強い場所でしたね。実際に山に行くと、日本で見ている山の景色の8倍くらいの山の高さなんです。
エベレストは、富士山のように1つではなく、連峰なので7000m、8000mの山が連なっているんです。本当に“地球の壁”みたいに、景色として上の方にあるんですよね。なので自然の力強さ、みたいなのを感じる場所でした」と、印象を語った。
最後にファンへ向けて「この映画は、自分はカメラや登山というのを趣味でやっていて、この映画に出会うために、それらに引かれてやっていたのかなと思うような、出会いのある作品でした。阿部寛さんや尾野真千子さんをはじめ、たくさんのスタッフやキャストと魂をぶつけ合いながら、現場で撮影をしてきました。
その魂のぶつかり合い、熱いせりふもたくさん出てきますので、じっくり見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」と、全力でアピールした。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)