羽生結弦殿も参戦！阿部サダヲ主演作の本ポスター解禁

5月14日(土)に全国公開される阿部サダヲ主演映画「殿、利息でござる！」。阿部の他、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、松田龍平、山本舞香、そしてフィギュアスケーター・羽生結弦の映画初出演でも大きな話題を呼んでいるが、ついに本ポスター画像が公開された。

本作は、磯田道史の近著「無私の日本人」(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を中村義洋監督が映画化。

今から250年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿で、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、地域を立て直した実在した住人たちの活躍を描く。

このたび完成した本ポスター画像では、1枚の“ゼニ”に「勝機」を見いだし、熱い視線を注ぐ十三郎(阿部)と篤平治(瑛太)を筆頭に、そうそうたる顔ぶれが勢ぞろい。

計画がバレたら打ち首確実という、手に汗握るスリリングな状況下で驚き、戸惑い、悩み、たくらみ、決意し、歓喜し、ほほ笑み…ゼニをめぐってさまざまな感情をあらわにする、登場人物それぞれの表情も見どころだ。

さらに、本作のタイトルである「殿、利息でござる！」の“殿”に位置する羽生扮(ふん)する“殿様”のりりしい姿も初解禁。

大好きな風呂もお酒も我慢、子供のおもちゃも、宝物も、家財道具も売り払い、家族を奉公に出し、家を売り払ってでもひたすらゼニをためる。決死の節約術で3億円もの貯蓄に励み、ついにはお上に挑もうとした、庶民による、庶民のための、知恵と勇気と我慢のゼニ戦。その煮えたぎる熱い思いが、ついにはゼニを宙に舞い上がらせる…。

キャッチコピーとなった「これも世の貯め、人の貯め。」という一文には、本作で描かれる実在の人物たちが、私欲ではなくただ人のため、町のため、全てを注いだという“決意”を物語っている。これを見れば、今を生きる人たちも、お金とは何ぞやというものを深く考えさせられることだろう。