広末涼子がホステス役で田村正和を誘惑!

2016/03/10 05:00 配信

ドラマ

3月12日(土)放送の「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」で広末涼子がホステス役に挑む(C)テレビ朝日

3月12日(土)に放送される田村正和主演の松本清張二夜連続ドラマスペシャル「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」(テレビ朝日系)に出演する広末涼子が、初のホステス役に挑戦する。

同作品は、松本清張二夜連続ドラマスペシャルの第一夜にOA、そして第二夜は北川景子主演の「黒い樹海」が放送される。

肩をあらわに艶やかなドレス姿で熱演した広末は「実際にクラブに行ったことがなかったので、社会勉強も兼ねてクラブに行かせていただきました。お店でママさんにお話を聞いたり、お仕事を拝見させていただいて、その空気も肌で感じることができました」と告白。

広末の役どころは、田村演じる小説家・杉本の連載小説が読みたいと、地方紙の購読を依頼する女性・芳子。しかし芳子が、突然小説がつまらなくなったと購読を断ったことから、杉本に疑念を抱かれ、徐々に追い詰められていく。

芳子の真意を探るため、杉本は芳子がホステスとして働く銀座のクラブを訪れる。そこで芳子は「先生、アフターよ。芳べェ(芳子)をめちゃめちゃにして」と杉本の手を取ったり、ダンスをしながら「芳べェと抱くと(小説が)書けるわよ」とささやくなど誘惑し、杉本の追及から逃れようとする。

広末は「今までドラマなどでしかクラブの世界は見たことがなかったので、実際と違う部分があったら嫌だなと思い、勉強させていただきました。それが今回のシーンの中でも生かされていたらと思います」と期待を込めた。

一方、誘惑された田村は「杉本は簡単に誘惑に乗るような男ではないし、芳子の誘惑も杉本の追及をかわすための行動だから」とクールに受け止めた。

そんな田村の言葉を聞き広末は「芳子は寂しい人間なので、誘惑には策略だけではなく、人と関わりたい、気に入られたいという気持ちもあったんだろうなと思います」と芳子という役の思いを明かす。

中込卓也プロデューサーは、「広末さんから『ホステスさんの役を演じるのは初めてなので、ちゃんと自分の目で勉強したい』と言われた時は、まさに驚きと感動。役作りへの誠実さと貪欲さはハンパないなぁと。画面の中の広末さんは妖艶で、かわいく、妖しい。そんな役どころを見事に演じてくれています!」とアピールした。

■「地方紙を買う女―」ストーリー:地方紙で連載をする小説家・杉本の元に、東京の芳子という女性から新聞を購読したいと依頼をする手紙が届く。どこで小説を読み、なぜ途中から読みたいのかと杉本は疑問を抱く。

程なくして、芳子から小説がつまらなくなったと購読を断る手紙が届き、杉本とアシスタントのふじこ(水川あさみ)は、芳子が購読した期間を読み返すとある心中事件を見つける。そこで杉本は、芳子と心中事件との関連を探り始める。

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