濱田岳、“常連”中村組で映画のナレーション初挑戦!

2016/03/12 10:00 配信

映画

「殿、利息でござる!」のナレーターに決まった濱田岳

5月14日(土)に公開される阿部サダヲ主演作「殿、利息でござる!」で、個性あふれる演技で魅了する実力派俳優・濱田岳がナレーションを務めることが分かった。濱田にとって映画のナレーターを担当することはこれが初めてとなる。

同作は、磯田道史の近著「無私の日本人」(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を中村義洋監督が映画化。

今から250年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿で、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、地域を立て直した実在した住人たちの活躍を描く。

阿部の他、瑛太妻夫木聡竹内結子松田龍平、千葉雄大、山本舞香ら実力派キャストに加え、フィギュアスケーター・羽生結弦が映画初出演する。

このたび、ナレーターを務めるに当たって濱田は「スタッフ、キャストの皆さまが作り上げた映像に、最後に参加するというのは、新たな経験であり、責任感と緊張感がありました」と振り返りつつ、「いつものように中村監督と楽しく、そして真剣に収録させていただきました」と明かした。

ちなみに濱田は、これまで中村監督作品「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」「ポテチ」「みなさん、さようなら」などにも多数出演しており、今回はナレーションでの中村組参加が実現に至った。

「今回どうしても、岳には何かやってほしかった」と、濱田の参加を熱望していた中村監督も「映画に岳の声が入って、思わず『ミッション、コンプリート!』とつぶやいてしまった」と喜びを語った。

あらためて、濱田は「これまでと違った形ではありますが、また中村組の作品に参加することができ、とてもうれしかったです。現場にいなかった自分でも、映像からこの作品の楽しさや素晴らしさが伝わってきました。ぜひ多くの皆さまに見ていただけたらと思います」と、アピールした。