「お迎えデス。」鈴木亮平が着ぐるみ姿の死神に!

2016/03/18 14:13 配信

ドラマ

「お迎えデス。」で死神・ナベシマ役を演じる鈴木亮平(C)NTV

4月16日(土)より、日本テレビ系にてスタートする新ドラマ「お迎えデス。」。これまで謎に包まれていたウサギの着ぐるみを着た死神・ナベシマ役を、鈴木亮平が演じることが明らかになった。

田中メカの人気漫画を原作とする同ドラマは、旧友の死をきっかけに幽霊が見えるようになった大学生・堤円(福士蒼汰)が、「幽霊を体に憑依させる」という特殊能力を駆使して、この世に未練を残す幽霊たちの最後の願いをかなえていく姿を描く。

鈴木が演じるナベシマは、幽霊をあの世に連れていく“死神”という役どころ。一般的な死神のイメージとは異なり、あの世における「公務員」的な立場で、四十九日までに幽霊たちを無事にあの世へ送り届けるのが仕事だ。

ナベシマは夜道でたまたま出会った円が自分の姿が見えることを知り、強引に自分たちの仕事に巻き込んでいく。チャラく見えるがデキる男で、幽霊を納得させてからあの世へ送ろうとする優しい一面も持ち合わせている。

常にうさぎの着ぐるみを着ているのは、ガラが悪い見た目を隠すよう上司から命令されているため。本人は仕方なく着用しているが、暑さに耐えかね度々着ぐるみの頭を外すことも。また、死神は生前の記憶を持ち合わせたまま違う姿の体を支給されるが、ナベシマにはなぜか生前の記憶がなく、自身の記憶を探している。

鈴木は役柄について「最初に『うさぎの着ぐるみを着た死神の役』と聞いた時には、意味が分からなくて、『ん?』となりました。その後、原作や脚本を読ませていただいて、うさぎの着ぐるみを着ているのには意味があることを知って、『ああ、深い』と。

“死神”っていうと怖いイメージがあると思うのですが、うさぎの着ぐるみを着ていることで、今までにない“死神像”を打ち出していければ幸いです。このドラマが終わるころには、『死神と言えばうさぎ』、そして『着ぐるみといえば鈴木亮平』となるように、頑張っていきたいと思っています」と意気込みを。

続けて「福士さんも土屋(太鳳)さんも共演させていただいた経験があり、撮影現場は、監督も含めて非常に和気あいあいとしていて、演技をしやすい環境が整っています。

現場の楽しい感じが、視聴者の皆さまにも伝わればよいかなと思います。原作のエッセンスも大事にしつつ、鈴木亮平ならではのナベシマを作り上げて、すてきなドラマにできればいいなと思っています」とアピールした。

主演の福士は「鈴木さんとは、以前CMで共演させていただいたことがあり、人柄も優しく、どんな演技をしても受け入れてくださる方なので、安心感を持って撮影に臨めています。これから鈴木さんと一緒に、この作品を盛り上げていけたらうれしいです。

うさぎの着ぐるみを着たナベシマは、画面に映った時のサイズ感も含めて、原作以上にインパクトが大きいと思います。とにかくいるだけで、存在感がすごいです。実際に僕の目線で見るナベシマとゆずこ(濱田ここね)を視聴者の皆さまに早く見てほしいです。

大人で人間的な魅力のあるナベシマと、コミュニケーション下手な円が交わっていくことで、円がどんどん変わっていく姿を表現できたらと思っています」と思いを明かした。