坂口健太郎がmiwaとW主演で完璧“いちず男子”に

2016/04/07 05:00 配信

映画

フレッシュなW主演となるmiwa、坂口健太郎

10代を中心に男女問わず圧倒的な支持を集めるシンガーソングライター・miwaと、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(NHK総合ほか)や映画「ヒロイン失格」('15年)など、話題作への出演が続く若手俳優・坂口健太郎のW主演で、オリジナル映画「君と100回目の恋」の製作が発表された。

「君と100回目の恋」は、miwa演じる大学生の葵海を事故から救うため、坂口演じる幼なじみの陸が全てを懸けて何度もタイムリープする物語。

彼女の運命を変えるために100回人生をささげようとしたいちず男子を坂口が、彼の1回の未来を守るために自分の運命を決めた切なさと強さを併せ持つ彼女をmiwaが演じる。

また、本作のもう一つの魅力は音楽だ。物語の中核を担うラブソングを主演のmiwaが自ら描き下ろす。そして、劇中では2人が仲間と組むバンドの演奏も見どころの一つで、そのために坂口はギターを猛練習中。本作が初共演でW主演となる2人の化学反応と、魅力的な音楽が全編を彩る本作に注目が集まる。

監督は、ことし公開された映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」の月川翔、脚本は「ダーリンは外国人」('10年)などの大島里美が務め、海辺の街を舞台に、まばゆいばかりの青春の恋が織りなす光と、その光が浮き彫りにする運命という名の影に立ち向かっていく2人を、繊細かつ鮮やかに紡ぎ出す。

本作は5月から本編撮影を開始し、来年2月に公開予定。撮影はオールロケで、映画「君と100回目の恋」を彩るダイナミックで雄大な風景にも注目が集まる。

また、映画の製作と並行して「(君100)プロジェクト」も始動。4月28日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ」(集英社)から、同タイトルの漫画「君と100回目の恋」(原作:Chocolate Records/構成:イナバセリ/漫画:よしづきくみち)の連載がスタート。

秋以降には、集英社オレンジ文庫にて、本作の関連小説の出版も決定。miwaの劇中でのラブソングをはじめ、音楽でのさまざまな展開も予定しているそう。映画・出版・メディア・WEBと広がっていく(君100)プロジェクトにワクワクするばかりだ。

miwaは「脚本を読んで、ラストは涙が止まらないほど、とても切ない気持ちになりました。音楽も作品の肝になっていて、劇中でバンドを組む設定なので、今ちょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています。私が演じる葵海は、明るくて、元気で、後先考えずに行動しちゃうところが、自分と似ているところかなと。

坂口くん演じる陸に、とてもいちずに思われていて、自分の人生を懸けても守りたいって思われているなんて、本当に幸せ者だなと思っています。坂口くんとは初共演ですが、共演させてもらえることがとてもうれしいです。私は映画が2本目で、演技経験がほとんどないのでこんなにせりふがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」とコメント。

一方、坂口は「僕が演じる陸は、全部が完璧で駄目なところなんて一つもないように見えます。でも、ずっと葵海のことをいちずに思い続ける、好きな子の前ではつい格好付けてしまうという点では、誰もが共感できる普通の男の子だと思います。また、ギター初挑戦で、人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。

しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間を掛けて頑張りたいと思っています。miwaさんの曲は、製作途中のものを聞かせていただきました。学生時代のいい意味での青い感じを思い出す、ドキッとするような瞬間がるとてもすてきな曲です。miwaさんは、きっと天真爛漫(らんまん)な葵海のような人だと思うので、とても楽しくなりそうだなと思っています」と、意気込んだ。

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