日本テレビ系では、藤原竜也が主演を務める7月スタートの新ドラマ「そして、誰もいなくなった」の放送が決定した。
本作は、同姓同名の別人に人生を丸ごとと“乗っ取られ”、どん底に陥った藤堂新一(藤原)が、見えない敵に立ち向かって行く姿を描くサスペンス。「左目探偵EYE」('09年)や、「ダンダリン 労働基準監督官」('13年)などを手掛けた秦建日子氏が脚本を務める完全オリジナル作品だ。
容姿端麗、頭脳明晰(めいせき)、人間関係にも恵まれ幸せな人生を送っていた新一は、ある日、偽物の“藤堂新一”の出現により、人生が一変する。そして新一は次々と人々に陥れられ、不可解な事件に見舞われていく。登場人物全員がどこか怪しく、予想を超える裏切りの連続が待ち受けている。
藤原は「ある時、名前や個人情報が乗っ取られて自分の存在がなくなり、周りの人、母親や親友までも疑ってしまっていくのですが、そこから、どう“自分を取り戻していくのか”といった設定の役になります。
ストーリーが非常に面白く、楽しみながらしっかりと作っていけば、視聴者の方に届くのではないかと思っています。豪華なメンバーで楽しいドラマを作っていけるよう臨んでまいりますので、ぜひ期待していてください」とコメント。
また、新一の親友で総務省のキャリア官僚・小山内保役に玉山鉄二が決定。連続テレビ小説「マッサン」以来初の連続ドラマ出演となる玉山は「台本のテンポが良くすごい展開で、読みながら何度も『マジで!』と心の中で叫んでいました。素晴らしいキャストの方々とご一緒できることが幸せで、一生懸命頑張りたいと思います」と告白。
さらに、新一を女手一つで育ててきた心優しい母親・藤堂万紀子役で、黒木瞳が出演。「息子(役)の藤原くんがかわいそうでかわいそうで。どんどん追い詰められていき、タイトルが『そして、誰もいなくなった』なので、その後どうなるのだろうとドキドキハラハラしながら私たちは演じています。ぜひ楽しんでご覧になってください」と語った。
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