松井玲奈が「総選挙も大事だけど幕末にも注目して!」

2016/05/18 18:21 配信

芸能一般

舞台「新・幕末純情伝」(つかこうへい作)の制作発表会に出演する松井玲奈(写真左)、石田明(写真右)らが登場

6月23日(木)より上演される舞台「新・幕末純情伝」(つかこうへい作)の制作発表会が都内で行われ、出演する松井玲奈石田明細貝圭、早乙女友貴、味方良介、荒井敦史、伊達暁永田彬、演出の岡村俊一氏が登場した。

つかの七回忌に当たることし、彼と縁のある東京・紀伊國屋ホールを含む3会場で七回忌特別公演として「新・幕末純情伝」が上演される。

幕末の京都を舞台に、新撰組の沖田総司が実は女だったらというつかのユニークな着想の元、'89年8月にPARCO劇場にて幕を上げ、これまで幾度となく上演され続けている。

過去には広末涼子石原さとみ桐谷美玲ら今旬な女優たちが沖田役を演じ、“9代目沖田総司”に大抜てきされた松井だが「舞台が夢の一つでもあったので、こうやってストレートな舞台ができるのはすごくうれしいなと思いました。

発表されてから『すごいね! 楽しみにしてるよ』ってたくさんの方々に言われて、初めて事の重大さに気付くというか、この作品が持っているものの大きさに気付いて、皆さんの期待以上のものにできるように頑張ります」と感想を。

一方、沖田の相手役坂本龍馬を演じる石田は「ホンマに初めてマネジャーから聞いた時は、えらい渋目のドッキリやなと思いました(笑)。でも、実際の撮影に行ったらこれホンモンやぞって(笑)。いろんな方に相談したら、『石田君には無理かもしらんけど、石田君は絶対やった方がいいよ。

これで得る物がめちゃくちゃあるから、石田君なりの坂本龍馬にするように頑張ればいいんじゃないの』って言われて、じゃあ挑戦してみようと。ここは完全に胸を借りるつもりで、自分を成長させるつもりで頑張りたいなと思っています」と意気込んだ。

プレッシャーは「ないですね」と言い切る松井は「現実的な事の重大さにまだそんなに気付いてないっていう状態で、でも、それだけすごい方たちがやってて、歴史もある作品なので、その中で自分なりに今回の出演者の方たちと岡村さんたちと、一番良かったって言われるものを作りたいっていう気持ちだけがあります。

今までの人たちっていうよりかは、今回やるものが『よりよいものになるように』っていう気持ちの方が強いですね。そこでプレッシャーにつぶされて『どうしよう』ってなるよりかは、前を向いて頑張っていきたいなって思ってます」と前向きの様子。

また、昨年8月にSKE48を卒業し、AKB48の選抜総選挙も近いということもあり、コメントを求められた松井は「私が所属していたSKE48は、いつもランクインするメンバーがたくさんいるので、ことしも一番多くのいろんなメンバーがランクインしてくれたらうれしいなと思っています。

予想は分かんないんですけど、波乱が起きたら楽しいんじゃないかな? でも、総選挙は総選挙で大事なんですけど、こっちはこっちで幕末がいろいろ懸っているので、こっちを皆さんに注目してもらいたいな気持ちがあります!」と舞台をアピールした。