神木隆之介、メトロック参戦はサカナクション目当て?

2016/05/21 21:36 配信

芸能一般

「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」で、地獄図(ヘルズ)のメンバー・大助を演じる神木隆之介(C)2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. / KDDI CORPORATION / GYAO Corporation

6月25日(土)より全国公開される宮藤官九郎監督最新作「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」で、TOKIO・長瀬智也神木隆之介ら劇中から飛び出した地獄専属ロックバンド“地獄図”が、5月21日に行われた野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」、通称「METROCK」(メトロック)に緊急参戦。劇中以外では初となる、主題歌「TOO YOUNG TO DIE!」を披露した。

快晴の中、巨大な風車がそびえ立つ若洲公園で開催された「METROCK」。メーン会場のWINDMILL FIELDにて、フェスの口火を切るオープニングアクトとして、ボーカル&ギター・キラーK、ギター・大助(神木)、ドラム・COZY(桐谷健太)、ベース・邪子(清野菜名)と、本作品でしかあり得ない豪華な“地獄図(ヘルズ)”メンバーが鬼を引き連れて登場すると、約1万人の観客で埋め尽くされた場内は一瞬にして“地獄絵図”に。

大歓声と拍手の嵐が巻き起こる中、「地獄へようこそ。マザファッカー!!!」とキラーKが叫ぶと、場内は一層興奮状態に。サビの「TOO YOUNG TO DIE!」に差し掛かるころには、耳に手をあてたキラーKによるコールに反応した大勢の観客が、声をそろえて「TOO YOUNG TO DIE!」とレスポンスし、場内のボルテージは一気に最高潮に。

さらに、間奏中にはバンドライブの定番のメンバー紹介がキラーKにより行われ、「今日はメトロックを盛り上げるために、地獄から日帰りでやってきたぜ! 俺様がボーカル&ギターのキラーKだ! マザファッカー!!」と自身の紹介から始まり、「逃走中のバイクで事故って“トゥーヤングトゥーダイ”!」(COZY)、「親からもらった大事な体に、“いいちこ”と“ハイライト(たばこの銘柄)”のタトゥー入れちゃいました! 彼氏に刺されて“トゥーヤングトゥーダイ”!」(邪子)とそれぞれ地獄に落ちた理由を叫び、場内を盛り上げた。

COZYは紹介中、機敏な“エアー”ドラムも披露し、場内からは爆笑が巻き起こる。

一方、“地獄図”の新メンバーとして紹介された大助だけは「あ、皆さん関大助です。17歳です。何か今日はありがとうございます。僕、今日はサカナクションを見に来まして…、あ、高橋優さんも好きなんですけど。会場の移動とかがうまくできればと思っています」と、唯一淡々とあいさつ。

さらに、「ぶっちゃけ、映画の宣伝で来ちゃいました!(笑) 映画は6月25日公開です! 6月25日(土)公開ですよ!!」とちゃっかり映画を強くアピールする大助に、場内は「かわいいー!!」の声とともに、温かい笑いに包まれた。

演奏後には「サンキューメトロック! おまえら、地獄の映画館で会おう!」と、キラーKが勢いよく締めくくり、場内の熱も冷めやらぬまま“地獄図”メンバーは会場を後にした。