「渡る世間は鬼ばかり」など、数々の名作を生み出してきた石井ふく子がプロデュースする新作、ドラマ特別企画「居酒屋もへじ-母という字-」とドラマ特別企画「ふつうが一番 -作家・藤沢周平 父の一言-」が、6月27日(月)と7月4日(月)、2週連続TBS系で放送されることが明らかになった。
「居酒屋もへじ」は、居酒屋店主・もへじとその店に集う人々との交流を描く人気シリーズ。第5弾となる今回は、母と子の愛が題材となっている。今回も、人情あふれる店主・もへじを水谷豊が演じる。
石井は、「『居酒屋もへじ』は、“とても温かいところへ、人が集まってくる”というのが大きなテーマです。居酒屋の店主役には、水谷さんしかいないと思って半ば強引にお願いしました。たぶん、1回だけのドラマだと思われたでしょうが、そうはいかないと(笑)。今回で5作目となりました。どなたにも楽しくご覧いただけると思います」と語った。
一方、「ふつうが一番―」は、直木賞受賞作家である藤沢周平が、自身の夢を追い続けながらも貫いた、家族への愛を描いた物語。主役の藤沢周平を東山紀之が演じ、その妻を松たか子が演じる。
石井は、「“ふつう”が一番難しいんです。“ふつう”の中に何があるのか…家族、それから兄弟、親戚といろんなことが起こります。私はどうしても東山さんと松さんにこのドラマに出演していただきたくて、3年も待ったんです。しつこいですから(笑)。遠慮なく話す夫婦、遠慮なくけんかもする、そんな家族のドラマを皆さんにご覧いただきたいと思います」とメッセージ。
石井が自信を持ってアピールした温かくもすがすがしい2つの物語は、家族の大切さをあらためて教えてくれるかもしれない。
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