6月16日の東京公演を皮切りに、名古屋、大阪、神奈川で再演される「ダンガンロンパ THE STAGE ~希望の学園と絶望の高校生~2016」の公開ゲネプロが行なわれた。
映像も駆使した3時間におよぶステージで、大山のぶ代に替わり新たにモノクマの声に起用されたTARAKOのモノクマボイスも初披露。ゲネプロ前の囲み取材では、主要キャストが再現度の高いキャラクターの衣装を着けて登壇した。
主演の本郷奏多は「再演という言い方をされることが多いのですが、演出家の田尾下(哲)さんが加わり、見せ方から何からかなり変わりました。前回、見ていただいたお客さんにも楽しんでいただけると思います。今回はさらによりよくなっていると思うので、楽しんでもらえたらと思います。33公演あるんですが、みんなで一生懸命頑張っていきます」とコメント。
「今回演出も変わって、台本も抜本的に手直してますし、最後に大きく変わっているところがあります。それはアニメファンの方だったり、前回見ていただいた方だったり、とにかく『ダンガンロンパ』が好きな人だったら必ず『お~』とうなってしまうような変更点が一カ所ありまして、何かは絶対言わないのですが、楽しみにしていただけたらいいなと思います」と見どころを語った。
岡本玲は「私も本郷君と同じで初演からやらせていただいているんですが、私は役のアプローチや役の中のテーマというものをちょっと違うものに変更して、いちから作り直してきました。なので、皆さんにお見せするのがとても楽しみです」と意気込み。
「舞台女優としての思いは?」と聞かれた山崎静代は、「一番最初は漫才の舞台から南海キャンディーズとして始まっているので。その舞台の上で、今まで山ちゃん(山里亮太)を殴ってきたこと(笑)、そういう経験を生かしながら頑張っていきたいなぁと思います。
超高校級の格闘家(役)なので、格闘シーンがあるんですよね。この格好でやるので、パンティーが見えてしまうんです。それが何回見えるかっていうのが見どころです(笑)。ちょっと見せましょうか?」と笑いを誘いながら答えた。
また、神田沙也加は「私は江ノ島盾子の大ファンですが、自分史上最難、最強の役でして、どんなにお稽古をしても時間が足りないような気持ちで、本当にもう初日になってしまうのかという気持ちもあります。
だけど、ゴールっていうのはないから、本番が始まってみんなと一丸となって完成度を上げていこうと思っています。新しい演出の下で、すごく整理された部分がたくさんあるので見やすくなったと思います。
私は本当にダンガンロンパシリーズのファンで、ゲームの新作を心待ちにして、アニメに興奮して、グッズをいっぱい買って、ガチャガチャをして、きょうも(会場に)あるので気になっているんです(笑)。
そういうガチなファンなので、江ノ島盾子というキャラクターのファンとして、実際に2.5次元になって自分が江ノ島盾子という存在になれるということは非常に特別なことです。私にとってはシンデレラストーリーをいただいたような感じがあって、だからこそ責任を持ってやらなければいけないと思います。ファンとして最後までやっていきたいと思います」と、作品への強い思いを明かした。
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