CSテレ朝チャンネル1にて7月2日(土)夜11時の「EXシアターTV Live !!」は、5月24日に行われた東京スカパラダイスオーケストラ「道なき道を行く」ツアーファイナルの模様をフル尺で放送する。
開演前のBGMを受けてのオープニングで、舞台バックのスクリーンに映し出される「創世記」そして「'89」の文字。今回のライブが時系列で構成されることが明らかになる。
その中で緩急やライブの流れを作れるのはスカパラしかいない。冒頭のキーボード、コンガのラインからホーンセクションが重なり、1曲目「After The Rain」。序盤からメンバー、お客さんのボルテージが最高潮に。
スカパラのメジャーデビュー曲である3曲目「MONSTER ROCK」では、加藤隆志(Gt)、大森はじめ(Per)が客席を煽り、さらにスピード感が上がる。4曲目「ストレンジバード」では昔懐かしいオーセンティックなスカナンバーを披露。
聴き慣れたメロディーラインで盛り上がるスカパラ初期の昭和歌謡カバー曲「ジャングル・ブギ」ではドラムの茂木欣一がボーカルを務める。 13曲目「The Last Bandorelo」のスローテンポのグルーヴナンバーから、一気にスピード感を煽る14曲目「太陽にお願い」、15曲目「Pride Of Lions」と走り続け、16曲目「そばにいて黙るとき」で一転テンポが変わり次につながる。
本編ラストはスカパラデビュー25周年に発表された「The Last」。そしてエンディングでは「今日はスカパラと一緒に道を歩んでくれてありがとう!」という谷中敦(Baritone sax)の言葉と共に22曲目にはさかなクンとコラボで話題となったCM曲「Paradise Has No Border」を。ラテンのノリで大盛り上がり、スカパラらしく締めくくった。
タイトル「道なき道を行く」という名の通り、バンド創世記から現在までを一緒にたどることができる。スカパラファンには感慨深く、新しいファンにもスカパラ入門として楽しめるその時期その時期のキラーチューンぞろいのこのライブは、ぜひじっくりのんびりと聴いてみては?
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)