宮藤官九郎監督最新作「TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ」が6月25日から全国288スクリーンで公開され、週末ランキング第1位の大ヒットスタートを切った。6月25、26日の2日間で、動員18万8028人、興収2億5811万9400円を記録した。
初日のアンケート調査によると、客層は男女比が32.8%と67.2%。年齢別では、19歳以下が26.8%、20~29歳が24.6%、30代が15.1%、40代が16.8%、50代が14.7%、60代以上が1.3%となった。
大学生(専門学校生含む)以下29.7%、会社員(自営業含む)が55.2%、主婦9.5%という構成で、学生・20代OLを中心に集客している。
感想では「非常に良かった」が72.0%、「良かった」が21.1%と、合わせて93.1%が作品に好意を持つという満足度の高さで、87.9%が「他人に勧める」という回答だった。
また、見たいと思った理由(複数回答)として、「宮藤官九郎監督・脚本作品だから」が57.3%、「思いっきり笑えそうだから」が32.8%を占めると共に「長瀬智也が好きだから」が22.8%、「神木隆之介が好きだから」も22.0%と、長年続く宮藤・長瀬コンビ作品ならではの安心感・期待感も見るための動機となったようだ。
また、公開初日前日には「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に、主演の長瀬率いる劇中ロックバンド「地獄図(ヘルズ)」が生出演すると、映画公式サイトにアクセスが集中し、一時はサーバーがダウンするほどの過熱ぶりを見せた。
初日は、長瀬、神木、尾野真千子、森川葵、桐谷健太、清野菜名、古舘寛治、皆川猿時、宮藤監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズ、シネマメディアージュ、TOHOシネマズ日本橋、ユナイテッド・シネマ豊洲で計9回の舞台あいさつを行い、各回とも満席の場内が笑いに包まれた。
また2日目は、立川シネマシティ(極音上映)、TOHOシネマズ府中に宮藤監督と音楽を手掛けた向井秀徳が登壇、満席の場内はファンで埋め尽くされ、向井による劇中曲「天国」の生歌が披露された。
もし死んでしまった時、地獄へ落ちたくなければこの映画を見た方がいいかも…というより、地獄への予行演習に一度見てみては?
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