7月2日から長野・上田で開催されている「2016年NHK大河ドラマ特別展『真田丸』」のオープニングセレモニーに、大河ドラマ「真田丸」(NHK総合ほか)で真田家の家臣・堀田作兵衛を演じる藤本隆宏、矢沢三十郎頼幸を演じる迫田孝也、河原綱家を演じる大野泰広が登場した。
同特別展は、先日まで東京・両国の江戸東京博物館で行われ、最終的には11万人を超える大入りとなっていた。真田家の“地元”上田市に場所を移した今回は、堺雅人演じる真田信繁が使用していたと伝わる「鉄二枚胴具足」など、この会場でしか見られない展示も見どころだ。
オープニングセレモニーに出席した藤本は、「真田の人々は偶像化されることが多いと思いますが、実際に展示されてある書状などからは普通の生活が垣間見られました。そんな部分から、真田の人々の本当の魅力が感じられました」と展示を見た感想を語った。
また、迫田は「今回の展示会には、私が演じる矢沢三十郎の兜や昌幸からの書状など、貴重な展示がありました。矢沢の展示物が並んでいたこと、そして実物が見られたのはうれしかったですね。いつか、本物の兜をつけてお芝居がしたいです(笑)」と新たな野望が生まれた様子。
さらに、大野は、「上田展には、これまでの江戸東京博物館にはなかった展示も多数あり、ボリュームアップしています。メールでやりとりをするいま、書状を見ると長さや筆圧の違いから当時の気配を感じます。そういうものを見て、背筋がピンとなりました」と当時に思いを馳せた。
「2016年NHK大河ドラマ特別展『真田丸』」は、長野・上田のサントミューゼ・上田市立美術館にて8月21日(日)まで開催されている。
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