CS TBSチャンネル2で放送される「『だがしかし』阿部敦・鈴木達央のふたり遠足」(前編:7月18日(月)夜10:30-11:00ほか、後編:8月1日(月)夜10:30-11:00ほか)に出演する声優の阿部敦と鈴木達央にインタビューを敢行。
本作は、駄菓子を題材にしたアニメ「だがしかし」('16年1~3月、TBSほか。CS TBSチャンネル2で7月に再放送)で親友役を演じた二人が、駄菓子を食べたり、工場見学をしながら実際に“駄菓子”の世界を体験するロケバラエティーとなっている。二人はロケ出発を前に、出演に当たっての意気込みや駄菓子にまつわるエピソードなどを語った。
――出演が決まっての感想を教えてください。
阿部敦:思い付きで「工場見学に行きたいね」と言ったことから実現したのかどうか分かりませんが、今回機会をいただけてうれしいです。また、男二人というところが楽しいポイントじゃないかと思います。
鈴木達央:そういう話をしたと阿部っちから聞いていたのですが、まさか番組になるとは思いませんでした。「DVDの特典になるのかな?」くらいに思っていたので、「まさか!」と思い、関わってくださる皆様の悪ノリが…頑張りが身になったのかなと思います(笑)。
――今回のロケで楽しみなことは何ですか?
阿部:やはり「にんじん」の製造工場に行けるということで、早く生の爆発音が聞いてみたいですね!
――遠足ということで、絶対に買いたい駄菓子はありますか?
鈴木:あらためて「ヤッター!めん」のおいしさに気付いたので、駄菓子屋さんにお湯があったら最高だなぁと思います。
阿部:そこで食べてから出発するのいいね。個人的には「キャベツ太郎」は外せないな。
鈴木:俺は「もろこし輪太郎」が好きなんだけど、他は設定金額によるかな。
――実際に子供のころに遠足で買っていた駄菓子だと思いますが、当時の思い出は?
阿部:学校の近くに駄菓子屋があったので、遠足の時は「クラスの全員がいる!」みたいになって、普段にないくらい駄菓子屋が混んでいましたね。
鈴木:そうそう、そこで他のクラスの友達が増えたりしてね。
阿部:あと、「ヤッター!めん」みたいな駄菓子を買って、付いている金券で「設定金額内だから」ってお菓子を増やしていました。
――アニメ「だがしかし」に出演したことで、駄菓子に詳しくなりましたか?
阿部:当時は、限られた金額の中で選ばなくちゃいけなかったので、興味はあったけど手を出さなかった駄菓子とかを知りました。例えば「さくら大根」とか。今食べると「おいしいな」と思いましたし、目線が変わりましたね。
鈴木:収録中は、制作の方が作品に合わせて駄菓子を用意してくださっていたので、けん玉や飛行機を飛ばして遊んでいました。音響監督とかスタッフも参加していましたね(笑)。
阿部:休憩中に女子やゲストの方を含めて、みんなで「ブタメン」を食べたり、スタッフさんが持ち帰り用に袋を用意してくれていたので、沼倉(愛美)ちゃんが必ず「ヤングドーナツ」を持って帰っていたりもしたね(笑)。
――二人旅ということで、初共演からアニメ「だがしかし」の共演を経て、今お互いに聞いてみたいことはありますか?
鈴木:初めて共演した時は人づてに話を聞いていて。お芝居などの「アプローチや熱量が似ているから、話すと楽しいと思う」と言われていたこともあり、お芝居をマイク前で聞いて「真っすぐお芝居を投げる方だな」と思ったので、話すのが楽しみでした。
阿部:最初はバンドをやっていることを知っていたので「ロックな人かな?」と思っていました(笑)。そんなたっつんとは漫画の趣味が合うので、以前たっつんに紹介されて題名を忘れていた漫画があったんですけど、本屋で「好きだな」と思って買った作品を後から「紹介されたやつだ」と思い出して、「やっぱり気が合うな」と思ったり。するなら、そんな話ですかね?(笑)
鈴木:「最近どう?」みたいな、自然といつもと変わらない話になりそうですね。
――では、ファンの皆さんがこのロケを通して二人の新たな一面を見られることもありそうですね。
鈴木:ドキュメンタリーや旅番組に不慣れな二人が出演するということがもはや見たことない部分であり、見どころじゃないでしょうか(笑)。
阿部:そうですね。全部初めてのことなので、初めての僕たちを楽しんでいただきたいです。
鈴木:駄菓子は、今まで関わることのなかった世代や祖父母と話すきっかけになると思うので、若い世代だけでなく家族で見ていただいてもいいと思います。個人的には、声優であることが二人の共通項でもあるので、こぼれ話や作品に裏側から関わる者としての観点も楽しんでいただけたらうれしいです。とりあえず、二人で駄菓子を食べたいです!
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