ドリカム、主催フェスでレキシ・池田らと名曲セッション

2016/07/20 23:16 配信

音楽

DREAMS COME TRUEと陣内孝則がホストを務めるイベント「うれしたのし大好き2016 ~真夏のドリカムフェス~」が7月16日に開催されたPhoto:植松千波 / 橋本塁(SOUND SHOOTER)

7月16日、東京・明治神宮外苑の野外特設ステージで、DREAMS COME TRUE陣内孝則がホストを務めるイベント「うれしたのし大好き2016 ~真夏のドリカムフェス~」が開催された。

今回の“ドリカムフェス”は、フジテレビ系にて'92年4月から1年間放送されたDREAMS COME TRUEのレギュラー番組「うれしたのし大好き」、'15年夏に放送された特別番組「うれしたのし大好き2015 ~ドリカムへの挑戦状~」から派生したイベント。

明治神宮外苑で音楽イベントが開催されるのは史上初めてで、約2万5000人の観客を魅了した。

トップバッターのレキシは最新アルバム『Vキシ』の収録曲「SHIKIBU」、代表曲「狩りから稲作へ」など4曲を披露。

続いて、現在の音楽シーンで大きな注目を集めるSuchmosは濃密なファンクネスをたたえたミディアムチューン「YMM」などを披露した。

3番手のでんぱ組.incは、カラフルでド派手なアッパーチューン「でんでんぱっしょん」からスタート。新体操のリボンを使ったパフォーマンスで、会場を盛り上げた。さらに最上もがの「ドリカムさんを好きな方は音楽が好きな方。いっしょに楽しみましょう!」というMCの後、最新アルバム『GOGO DEMPA』収録曲「おつかれサマー!」で観客と一緒にタオルを回し、会場を盛り上げた。

続いて登場した[Alexandros]は、「ワタリドリ」「Girl A」などの人気曲を披露。そして、シークレットゲストとして陣内孝則を中心に博多で結成されたTH eROCKERSが登場。赤いジャケットで決めた陣内は、MC中のリラックスした雰囲気から一転、エッジの効いたボーカルを響かせ、最後は「涙のモーターウェイ」とスローなナンバーで締めた。

続いてステージに登場したのは渡辺直美。「スペシャルアクト」の枠を懸けて“ドリカムを笑わせろ!うれしたのし大好きオーディション”を勝ち抜いた彼女は、ビヨンセの「Ring The Alarm」「Crazy in Love Melody」などをセクシーなコスプレでパフォーマンス。キレキレのダンスと豪快なエアボーカルを披露し、会場全体から大歓声が巻き起こった。

そして、イベントのラストを飾るのはもちろんDREAMS COME TRUEだ。

爽やかな浴衣姿の吉田美和がステージに登場し、「『うれしたのし大好き2016 ~真夏のドリカムフェス~』、もうちょっとだけ付き合って」というあいさつとともに「LOVE LOVE LOVE」をじっくり歌い上げ、大きな感動を呼んだ。

「“うれたのベイビーズ”! 東京のど真ん中の真夏の夕暮れ、最後まで楽しんでいくよ! ハジけてくよ!」というMCを挟み、“ドリカムの日”7月7日にリリースされたばかりのベストアルバム『DREAMS COME TRUE THEウラ BEST! 私だけのドリカム』収録曲から「うれしはずかし朝帰り」「go for it!」「みつばち」と名曲の数々が披露された。

その後もフジテレビの倉田大誠アナがS+AKSのメンバーと共にダンスパフォーマンスにチャレンジするなど、さまざまな仕掛けで会場を魅了した。

ライブ本編のラストは「何度でも」が歌われ、「この曲はみんなで歌うの。みんなで叫ぶの!」という吉田の言葉通り、会場全体にこの日一番の大合唱が巻き起こった。

アンコールでは、レギュラー当時放送されていた番組テーマソング「決戦は金曜日」を、レキシの池田貴史、元気出せ!遣唐使(Key/渡和久 from風味堂)と共にセッション。ステージ上から花火が打ち上がる中、エンディングでは吉田美和、池田、渡が3人で声を合わせてコーラスを歌い、すさまじい大歓声が会場中に響き渡った。

最後は陣内も加わり、番組「うれしたのし大好き」恒例のあいさつ「Have a nice weekend!」でエンディング。

東京のど真ん中で開催された“ドリカムフェス”は幕を閉じた。

このイベントの模様は、7月22日(金)の「うれしたのし大好き2016」(夜11:00-11:58フジテレビ系)でも放送されるので、ライブに行った人も行けなかった人も、オンエアでのんびり“ドリカムフェス”を体感してほしい。