12月11日(日)から東京・本多劇場で「直人と倉持の会vol.2『磁場』」の上演が決定した。
「直人と倉持の会」とは、俳優・竹中直人と作・演出家の倉持裕による演劇ユニットで、'13年12月に第1回公演「夜更かしの女たち」を全国7会場で行った。それから3年が経過し、ことし12月に第2弾「磁場」を上演する。
出演は、竹中直人、渡部豪太、長谷川朝晴、黒田大輔、玉置孝匡、菅原永二、田口トモロヲといった、ドラマ、映画、舞台と幅広いジャンルで活躍する実力派が勢ぞろいし、さらに、元宝塚トップスターの大空祐飛が出演する。
倉持の手掛ける作品は、「鎌塚氏シリーズ」などコメディーが記憶に新しいが、今回は、ホテルを舞台に過剰な“期待”が生み出す恐怖をテーマに描く心理劇だ。
あるホテルの一室。売り出し中の若い作家が映画の脚本執筆のため、ホテルの部屋に缶詰になっている。映画の出資者である男は、彼に多大な“期待”を寄せる。その期待に応えようと奮闘する作家は、次第にその重圧に押しつぶされていく…。
作家と出資者の間で繰り広げられるバトルは恐ろしくもあり、時に滑稽でもある悲喜劇となる。緊迫感あふれる密室の会話劇に怪優・竹中直人と倉持裕が挑む意欲作を、演劇のメッカ・東京・下北沢の本多劇場で目撃しよう。
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