超大型ライブエンターテインメントショー「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」が本日初日を迎えた。風間俊介や中川翔子、芋洗坂係長などを出演者に迎え、ゲームさながらのリアルなショーを展開した。
ストーリーは完全オリジナルで、「ドラゴンクエスト3~そして伝説へ~」の世界観をベースに、過去のシリーズに登場した人気キャラクターが総登場する。ゲームさならがに列をなして歩いたり、シリーズではお馴染みのスライムが敵として登場するなど、舞台空間でゲームの世界を再現。また、「メラゾーマ」などの攻撃呪文を唱えると、プロジェクションマッピングの技術を活かした派手な演出が展開され、観客の度肝を抜いた。ワイヤーを使ったアクションシーンも豊富で、ジャンプ切りやとび蹴りといったゲームならではのシーンも見事に再現していた。
ラストはマーチングバンドが登場し、ゲーム中の楽曲を演奏。感動的なフィナーレとなった。なお、開催地域と連携し、全国各地の学校からマーチングバンドが参加するなど、地域連携の試みもなされている。
派手なアクションシーンを展開した中川は記者会見で「30年間愛され続けたゲームがついにショーになります。映像とシンクロさせる演技はスクリーンの中に入ると自分では見えないので、とても難しいのですが、すぎやまこういち先生の紡ぐ歴史ある音楽も相まって、目を閉じてもゲームシーンが浮かんでくるくらいなんです。唯一、自分がお客さんとして見られない!!というのに悶絶しています。子供のころに楽しい!と感じていただけでなく、特に親子がテーマになっているので、大人になった今だから分かる感情もたくさんあります。特に私は父を早くに亡くしているのですが、ぜひ父に見てほしかったです」と思いを語った。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)