永山絢斗、滝藤賢一が刑事・吉田羊の同僚「葛藤ある」

2016/07/25 05:00 配信

ドラマ

WOWOWプライムで放送される「コールドケース」日本版に出演する光石研、三浦友和、吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一(写真左から)(C)WOWOW

10月22日(土)にスタートするWOWOW開局25周年記念ドラマ第2弾「連続ドラマW コールドケース~真実の扉~」(WOWOWプライム)に、レギュラーキャストで永山絢斗滝藤賢一光石研三浦友和が出演することが分かった。

本ドラマは、WOWOW開局25周年記念企画として放送される、世界的人気ドラマ「コールドケース」の日本版。このたび、吉田羊演じる神奈川県警捜査一課の警部・石川百合の同僚とボスが明らかになった。

永山が演じるのは野心家で生意気な31歳の巡査部長・高木信次郎。異動直後は未解決事件に携わることにネガティブだったが、百合(吉田)と共に事件に触れていくうち、考え方を改めるようになるという役どころ。

永山は「このキャストメンバーに入れていただけて、最初から安心感がありました。5人がそれぞれタイプも違うし、せりふの言い回しも面白いし、全部リアクションしてくれるし、演じてて面白いです。吉田羊さんとは末っ子同士の波長が合っている感じがして、すごく心地よく相棒を演じることができました」とコメント。

滝藤は百合の同僚の警部補・立川大輔役。真っすぐな性格だが、短気な一面もあり、妻に愛想を尽かされ、現在は別居生活を送っているという設定だ。

滝藤は「正直言って、立川を演じることに、最初はものすごく葛藤がありました(笑)。スタッフ、キャスト、脚本、全て素晴らしいのに、立川という男の魅力がよく理解できなかった。でも演じていくうちに、共演者の皆さんが面白おかしく立川という役をいじってくださって、自分自身も彼に愛着が湧いてきました。愛すべきキャラクターとして皆さんの目に映ればうれしいです」と、苦労があったことを明かした。

長年の交番勤務経験から、土地勘を武器とする警部補・金子徹(通称=ねこさん)を演じる光石は、冷静沈着で豊富な捜査経験と知見で事件を分析し、チームの支えになる。

光石は「金子は一人っ子で一時期不良に憧れて道を外しそうになるというバックグラウンドがあるのですが、僕も同じ経験をしているので、そういった思い出が役作りの手掛かりになればと思って演じさせていただきました」と役との共通点を告白しつつ、「ただ、僕は金子の原型ともなるオリジナル版のウィル・ジェフリーズのようなディスコキングではないので、ダンスは勘弁してもらいたいなぁと思っております(笑)」と、アメリカ版とは区別したい心情を吐露した。

三浦は百合たちのチームを束ねる指揮官で頼れるボス・本木秀俊を演じる。階級は警視で、厳格ではあるが、部下への思いやりを持ち合わせているという役どころだ。

三浦は「オリジナル版でボスを演じているジョン・スティルマンは僕と同じ年くらいなのに、本編では10歳くらい上に見えるんですよ。皆さんを一手にまとめている風格が貫禄になっているんでしょうね。そういった面で彼には勝てないと思うので、僕が演じるボスはちょっと違ったキャラクターにしようと思って演じました。

オリジナル版と日本の融合がうまくいくといいなと思って、皆で努力しながら作っていますのでぜひ期待して、日本版のコールドケースを見てください」とアピールした。

さらに、近日、最高のチームワークを魅せる捜査一課の面々の姿を描いた予告動画が番組サイトで解禁される予定。