「四月は君の嘘」 山崎賢人は“スーパースペシャル無敵系人類”

2016/08/04 07:00 配信

映画

倍率350倍のプラチナチケットを手にした観客と一緒に笑顔

広瀬すず、山崎賢人、石井杏奈中川大志らが、映画「四月は君の嘘」(9月10日公開)の完成披露試写会に登場。山崎は、広瀬から“スーパースペシャル無敵系人類”に認定されるなど、撮影現場での“無敵”ぶりをうかがわせた。

350倍というプラチナチケットになったこの日の試写会。客席の大歓声に迎えられ、桜色の紙吹雪が舞う中で登壇した山崎は、開口一番「『四月は君の嘘』、完成披露試写会でございます!」と宣言するなどノリノリ。そうかと思えば「あ、みんな知ってた? ちょっとテンション上がっちゃって、すみません(笑)」とおどけ、作品完成の喜びを隠しきれない様子。というのも、クラシックをテーマにした本作で山崎は“母の死をきっかけにピアノの音が聞こえなくなってしまった天才ピアニスト”・有馬公生役。「ピアノを一からやらせていただいて。基本から入りまして、半年間練習させていただきました」と明かすなど、役のためにピアノを猛特訓しており、過酷なスケジュールをこなした末の作品完成に達成感もひとしお。

バイオリニスト・宮園かをり役の広瀬も、バイオリンをゼロから半年間みっちり練習。2人の楽器への取り組みを新城監督が「すずちゃんは完璧主義で、いくらやっても納得しない。賢人はどちらかというと楽しむ感じ」と評すると、中川は「たまに(山崎の)練習を見に行くと『この右手の跳ねる部分がお気に入りなんだよね』とか言って何回も見せてくる」と、山崎の“ドヤ顔”エピソードを暴露。山崎も「大志に知ってほしかったんだよね。『オレ、ピアノ頑張ってる。ここまでピアノ弾けるようになった』って」と素直に認め、笑いを誘った。そんな甘え上手な山崎を、新城監督は「母性本能くすぐり系」と表現。山崎は「くすぐります。そういうところ、ちょっとあるんで」と、こちらもあっさり認めた。

会見では、かをりの名セリフ「友人Aくんをわたしの伴奏者に任命します!」にかけて、広瀬が山崎を“任命”することに。広瀬は「監督、どうしたらいいですか・・・」と戸惑いつつ、山崎に向け「きみを“スーパースペシャル無敵系人類”に任命します!」と高らかに宣言。「現場にいても一番のムードメーカーでいてくださるし、お芝居もすごく支えていただいたし、面白いし、さわやかだし、優しいし、母性本能くすぐるし、無敵だなと」と褒めちぎった。聞いていた山崎は「無敵じゃないです。敵だらけ」と謙遜しつつ、「もしかしたら僕、スーパースペシャルミラクル人類星から来たのかもしれない。頑張って生きていきたいと思います(笑)」とおどけていた。