フジの“火10”が“火9”に! 1作目は吉田羊主演

2016/08/08 11:14 配信

ドラマ

フジテレビ系“火10”が10月クールから“火9”に。枠移動後の1作目が吉田羊(左から2番目)主演の「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」に決定(C)カンテレ

フジテレビ系の火曜10時のドラマ枠が、10月クールから火曜9時に移動することが決定。枠移動後第1作は「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(10月スタート、毎週火曜夜9:00-9:54)となり、吉田羊が地上波民放連ドラ初主演を務める。

これまで“火10”では、SMAP・草なぎ剛主演の“僕シリーズ3部作”(「僕の生きる道」('03年)ほか)や、篠原涼子主演の「アンフェア」('06年)、伊藤淳史と仲村トオルの「チーム・バチスタ」シリーズ(「チーム・バチスタの栄光」('08年)ほか)などを放送してきた。

今回発表された“火9”1作目の「―レディ・ダ・ヴィンチの診断」は、「チーム・バチスタ」のスタッフが再集結した医療ミステリー。

主演の吉田は、手術中に幻覚を見てしまったことから医師を辞める決意をするが、かつての恩師に診断医として東光大学病院解析診断部に招かれる医師・橘志帆を演じる。

解析診断部とは、医師が解明できなかった病の原因を特定、究明する専門部門で、集められたメンバーは全員が女性。相武紗季吉岡里帆、たんぽぽ・白鳥久美子滝沢沙織、笛木優子、伊藤蘭がそれぞれ専門分野の医師を演じる。

また、男性陣は東光大学病院院長・北畠昌幸役の高橋克典や事務長・佐々木進也役の戸次重幸に加え、庄野崎謙小林且弥池岡亮介、五十嵐健人が出演する。

吉田は「主役肌ではないと思っていた自分に、果たしてこのような大役が務まるだろうかという不安もありましたが、一方でそんな私が主役をやらせていただけたら、一体どんなドラマになるのかという興味も湧きました。素晴らしいチームの皆さんと楽しみながら、最高に面白い作品を作りたいと思います」とコメント。

安藤和久プロデューサーは「吉田羊さんをテレビで初めて見たとき、この方が主演されるドラマをぜひ見てみたいと直感的に思いました。理性ではなく感性で訴えかけるような演技に心打たれ、力強い表情と吸い込まれるような笑顔のとりこになってしまいました。そして今回、女性医師が主人公のドラマの話が持ち上がったときに、この主人公は吉田羊さん以外ありえないと思い、ご出演のお願いをさせていただきました」と、吉田の起用理由について語った。